子育てで私が決して言わなかった言葉
と言っても、今でも絶賛育児中ですが、私が今まで一度も言わないようにしていた言葉があります。
「お姉ちゃんだから」
の言葉です。
私の姉妹関係
私自身は二人姉妹の末っ子として生まれてきました。
年子だったので私が生まれたときは姉はまだ1歳になったばかり。
甘えたい年頃でもあり、まだまだ手がかかります。
しかし、世代なのか、田舎だからか長女として存在している姉は1歳のころから祖父母、両親、親戚などに「お姉ちゃんだから」という言葉を何度も何度も使われるのです。
「お姉ちゃんなんだから」っていつ言われるのか
私は典型的な「ちびまるこちゃん」みたいな感じでした。
外では人見知りで家ではちょっとふざけちゃう感じ。
泣けばなんでもすむと思っていたので
何かできなかったら「お姉ちゃんだからちょっと見てあげて」
喧嘩したら「お姉ちゃんなんだから譲ってあげなよ」
書き出したらキリがないし、きっとこれを読んでくださっているお姉ちゃんはイライラすると思います。
理不尽な「お姉ちゃんなんだから」
子どもを産んだ今だからわかります。
「お姉ちゃんなんだから」つらさ。
もっと甘えたいのに。まだまだ手がかかるはずなのに。お母さんと一緒にいたいのに。ゆっくり過ごしていたいのに。
「下」が生まれると急にできないなりに下よりはできているということで「できちゃう子」にさせられちゃうのです。
用事や面倒、頼み事はするくせに、甘えることはできない。それなのに結局最後頼られるのは「お姉ちゃん」なのです。
実際、私の姉は高校三年生で「長女」に嫌気がさし、駆け落ちをするのですが、そんな姉に対してもなんだかんだ祖父が亡くなったとき、親戚関係などの連絡網などは姉が先に受け取ります。
また、主人も兄弟の末っ子なので、どんなに実家が一番近くても、実家が家を建てかえたとき、主人のお父さんが倒れたとき最後に聞かされたそうです。
そういうことを知っていたから私は決して長女や次女には「お姉ちゃんなんだから」という言葉を言いませんでした。
うちの子ども達の場合
そのため次女は姉のことを名前呼びするのですが、小学生に上がってから突然「お姉ちゃん」と声をかけるようになったのです。
びっくりして聞いてみると「先生がお姉ちゃんのことお姉ちゃんって言ってたから」という答え。
長女が一年生の時の担任が次女が一年生になって同じ担任になったのをきっかけに次女に対して長女の話をするとき「お姉ちゃんが」と話すそうです。
長女本人に「お姉ちゃんって言われてどう?」と聞くと
「別に嫌じゃない」というのでそのままにすることに
私が驚いた次女の発言
今日の出来事
次女と末っ子長男が遊んでいたら、急に次女が弟に向かって
「私のことお姉ちゃんって呼んでほしい」と言ったのです。
うちの末っ子長男はもちろん、私が「お姉ちゃん」という言葉を使わないせいか姉たちのことをそれぞれ名前で呼んでいます。
そのため、その次女の発言にはおどろきました。
「どうしたの?!」と私が聞くと
「だって私お姉ちゃんだから」とお姉ちゃんしたいみたいな様子。
それからというものの、弟は名前で読んだりお姉ちゃんと言ったり混じっていますが、呼んでいました。
子ども達の成長
子ども達を見ていて、「お姉ちゃんなんだから」と縛らなくても、自然に上の子は下の子を見ていたり、頼られたりするのが嬉しいのかなと感じました。
真ん中の子は色々上だから下だからと葛藤があるようですが、私には未知の体験なのでこれからとても興味深いです。
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