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私がおひなさまを買わなかった理由

11年前長女が生まれる前後にお世話になったのは、赤ちゃん本舗、水谷、西松屋でした。

毎週のようにいろんなところに行って服を見たり、おむつを選んだり、今はもう末っ子が5才なのでほとんど行かなくなったけど行くだけでワクワクしたのを覚えています。

そんな赤ちゃん用品店で季節柄目立つのが五月人形とひな人形。その時期になると今のトレンドと名入れ見本からはやりの名前がわかるくらい飾ってありました。

しかし、私と主人には共通して「ひな人形は買わない」という考えがありました。

一つは二人が末っ子ということ。
私は姉、主人は兄がいたためお互いの家のおひなさまと五月人形は姉・兄に用意されたものであって、二人はそのおまけというか、次も同性だからこの人形は二人のもので良いよね☆って感じであったのであまりそこに憧れがなかったのです。

二つ目は私の実家におひなさまがあるからそれを毎年今度は娘たちのために飾りたいという気持ちがありました。
自分が毎年飾っていたおひなさまを今度は娘と一緒に飾る。
それはとても楽しいと思ったのです。
それにそれが毎年の出来事だと両親も孫たちが来てくれる喜びにもなると思ったからです。

こうして長女が生まれてから毎年2月の頭に実家に行っておひなさまを飾るのが恒例行事となりました。
小さい頃は人形を出すだけで喜んでいた娘たちも、今では配置の小さなズレまでこだわったり、分担分けして出したり、今まで届かなかったお内裏様に背が届いたりとすごく成長を感じられるイベントになりました。
今年は特にびっくりしたのが、今まで幼すぎて危ないと祖父に息子は別室で見てもらっていたのですが、「自分も人形を飾りたい」と息子も一生懸命お手伝いしてくれたことです。
最後に毎年記念撮影。


最近の息子の謎ポーズ

願わくば、4世代でもつなげていきたいなと思いました。


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