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牛肉のマルサラ煮込みと赤ワイン

先日に続き、煮込み料理がマイブームです!
4年くらい前の冬、マルサラ酒を使った料理にはまりました。
今回はマルサラ酒と赤ワインの煮込みに挑戦します!

牛肉のマルサラ赤ワイン煮込みに挑戦

私がフォローしているAyanoさんは、飲食店のメニューのコンサルもされているとのことで、いつも美味しそうなレシピを投稿されています。

▲こちらの記事では、牛ランプ、マッシュルーム、ゴボウをマルサラ酒と赤ワインで煮込み、その料理にイタリアワインの王様「バローロ」を合わせていらっしゃいます。
冬らしくて美味しそうなお料理とワインの組合せ!

しかも、私のヴィンテージワインについての記事「成人のお祝いワイン」をご紹介いただきました。
この煮込み料理は挑戦しなければ!!

ということで、まずマルサラ酒を仕入れます。
近所の酒屋さんで、ちょうど料理用の辛口のを見つけました。

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ラベルにはシェフのイラスト

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濃い琥珀色です。
香りはシェリー酒より軽く、マデイラワインより辛口なニュアンス。
ほんの少し味見してみると、甘い香りの割にはドライです。

もし近くのお店に辛口がなければ、甘口でも問題ないです。
以前、マルサラ酒を料理に使ったとき、辛口と甘口を両方試しました。
最初、甘口って料理が甘ったるくなるかなと心配しましたが、むしろ甘口の方が甘辛いコクのある味付けになって、日本人の味覚には合いやすいかもしれません。和食って、砂糖を結構使いますからね。

次に食材を準備します。
Ayanoさんのレシピはランプ肉350gとのことですが、近所のスーパーにランプ肉がなかったので、ローストビーフ用のモモ肉300gにしました。
マッシュルームや玉ねぎ、ゴボウ(お酢を少し入れた水でアク抜き中)を用意して~。

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牛肉も切って、焼きめをつけて、鍋に移しておきます。

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お肉を焼いたフライパンで玉ねぎとマッシュルームをバターでソテーして、お肉の入った鍋に移す。(今回、セロリは省略)

さらに、マルサラ酒と赤ワイン、ローリエをフライパンで加熱してアルコールを飛ばし、ゴボウも鍋に入れて30分煮込む。(バター忘れたかも。。。)
中ほどで水分が少なくなったので、100㏄ほど水を加えましたが、最後には水分はほぼなくなっています。

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色どりに紅人参を添えて、完成~!
(今回は美味しいパンがあったので、フェットチーネは省略させてもらっています。)

しっかり煮込むことで、歯ごたえのある牛ランプ肉はホロホロとやわらかく、ゴボウはホクホク、マッシュルームは噛むほどにじゅわっと旨味が広がる至福の一皿に。

マルサラ酒と赤ワインの2種類をブレンドすることで、レストランでいただくような濃厚かつ芳醇な味わいを、ご自宅で簡単に再現できちゃいます!

Ayanoさん、そのとおりでした~!!
滋味深い、冬の煮込み料理です~♪

お肉の量は1食あたり150gほどなのですが、それ以上に肉料理をしっかり食べた充実感がありました。
準備中、マッシュルームは縦半分に切っただけだと大きいかと思いましたが、煮込むと小さくなってちょうどいい食べ応えがありました。
食材の切り方も大事なポイントですね。

Ayanoさんは、このお料理に「バローロ」を合わせていて、間違いなく王道な組み合わせだろうなと思いました。
が、私はAyanoさんの【ワインに合わせるコツ】を参考に違うイタリアワインを合わせてみました。

【ワインを合わせるコツ】
◎マルサラ酒・赤ワインソースには、果実味・酸味・旨味の要素が強いワインを選ぶ。
◎牛ランプ肉のほどよい鉄分には、緻密なタンニン(渋味)があるものを。
◎マッシュルーム・ゴボウの香りには、樹皮・なめし皮のような熟成香を持つものが好相性!
◎料理全体を構成する芳醇な香りには、木樽からくるロースト香を感じるものを。

フェウーディ・デル・ピショット カロリーナ・マレンゴ フラッパート 2017
(Feudi del Pisciotto Carolina Marengo Frappato)

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シチリアのフラッパートという地ブドウのワインです。
マルサラ酒もシチリアで生産されているので、産地を合わせてみました。
このワイン、果実味も濃く、酸味も生き生きとしていて、タンニンも豊か。
滋味深いお肉料理によく合いましたよ~♪

先日のヴィンテージワインの記事でもご紹介したワイン専門店「URARA」さんで3,500円ほどでした。
店長さんが「このワインは濃くて、2日目がいいですよ。」ということだったので、開栓後にデキャンタージュしました。
そのおかげか、最初から香りが開いて、ボディもしっかりと感じられました。

久しぶりのマルサラ酒の煮込み料理、良かったです~♪♪

まだ、マルサラ酒とゴボウが残っているので、
次は▼「鶏もも肉とゴボウのマルサラ酒煮込み」をつくってみようかな。

今回もお読みいただきありがとうございました!

▼「URARA」さんの紹介記事リンク


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