北陸・新潟にエールを
元日、能登で大きな地震が発生。
富山県に住む親戚などは無事だったようですが、能登半島では多くの犠牲者が出てしまい、3週間経ってもインフラ復旧の目途が立っていないとのことです。
被災されている方々や関係者の皆様に心よりお見舞いを申し上げるとともに、1日も早い復旧を願っています。
東日本大震災の時、内陸の酒蔵さんなどと沿岸部に物資を届ける取り組みを支援しました。
能登半島は道路が寸断されているとのことで、現在、離れた地域から出来ることは限られています。
能登の被害状況が明らかになるにつれ、胸が締め付けらるように感じますが、今は自分ができることに集中して、支援できる時が来たら動こうと考えています。
ここ3週間で、様々な情報を見聞きしました。
避難されている多くの方々
港が隆起して船が使えなくなっている漁業者
被災した輪島塗の組合、能登の酒蔵
避難先となって支援をしている温泉宿
そのなかで、日本ワインを応援するものとして知っていただきたいと思ったワイナリーからのメッセージをを2つお伝えたいと思います。
HEIDEE WINERY(ハイディワイナリー)
石川県輪島市にある「HEIDEE WINERY」は、海を臨むワイナリーです。
アクセスなどを調べたことはありましたが、まだ訪れたことはありません。
こちらのInstagramによると、ブドウの樹木は大丈夫そうで、約25,000本のワインも割れなかったとのことですが、敷地・建物・設備の損傷が激しく、電気・ガス・水道はまだ通っていないようです。
このような状況の中、社員全員で話し合った今後の方針をアップされましたので引用させていただきます。
輪島を離れて避難することはせず、ワインの発送をされつつ、ブドウの剪定の準備を進められるとのこと。
私も「発送はゆっくりで大丈夫です。」と書き添えてワインを注文しました。
割れずに残ったワインで、能登の潮の香りを感じたいと思います。
先日、輪島塗の組合の方も、残った漆器を取り扱いたいという問い合わせがあるので、よかったら購入してもらえたらと、ラジオでお話しをされていました。
今後、輪島市では時間をかけて復旧・復興がされていくようです。
いつか現地を訪れたいです。
SAY FARM(セイズファーム)
次にご紹介するのは、2022年9月に訪れた富山県氷見市の「SAY FARM」です。
トップの写真は、訪問時に氷見線の車窓から見えた富山湾です。
氷見は震災で断水しましたが復旧して、通常営業できる状態になっているとのことです。
そんな中でアップされたメッセージを引用させていただきます。
通常営業をしている石川、富山、新潟や福井の宿や店に、キャンセル、自粛という配慮はいらないと思います。
東日本大震災のときも、東北で同じような声が聞かれました。
Instagramでフォローしている方が、富山のミシュラン二つ星「御料理 ふじ居」に行き、とても美味しそうなカニやブリをアップされていました。
北陸の海の幸が美味しい時期ですので、私も再訪したくなりました。
SAYS FARMからは、今月発売された「ロゼ CS(カベルネ・ソーヴィニヨン) 2022 」を初購入しました。
メルローとカベルネ・ソーヴィニヨンをブレンドした2018年のロゼも美味しかったので楽しみです。
◇ ◇ ◇
このように、被害があった北陸・新潟はその状況によって、求められることにグラデーションがあります。
復旧できているところには訪れて、地域経済活動を元のように回していくことが大切です。
そして、その輪が徐々に震災の中心地に向かっていきますように。
北陸・新潟にエールを!
本編は以上となります。
お感じになることありましたら、コメントをお願いします。
違うご意見などもあるかと思います。
なお、現地の状況は刻々と変わっていきます。この記事は短期間のアップになるかもしれません。ご了承いただければと思います。
<1月31日追記>
この記事をアップした時は、ご批判が多いようなら取り下げようかとも思っていました。
その後、引用させていただいたワイナリーさんに確認がとれました。
大変な時にご確認とお返事をいただき、ありがとうございました。
また、ご賛同のコメントをいただいた方、この記事をご紹介いただいた方もいらっしゃって、ありがとうございます。
▼かなこさんには、この記事をご紹介いただきました
さらに、同じような想いで記事を書かれた方もいらっしゃって、しかも、「北陸のオススメ」を紹介し合って共有しましょうという素敵な企画をされている方にもつながりました。
▼ひよこ初心者さん「ゆる企画募集」#北陸のオススメ
「北陸のオススメ」を「買って 飲んで 食べて 応援」することを続けていこうと思います。
続編も書きますので、よろしくお願いします!