日本ワイナリー巡り 鎌倉ワイナリー【神奈川県鎌倉市】
鎌倉に行きたい!と思って、天候等の影響で延期したりしつつ、先日ようやく行ってきました。
以前から鎌倉・湘南エリアに行くのは好きで、初夏の雰囲気になる5月頃になると、ランチしたり街歩きしたりして、小旅行気分を味わいに行っていました。
この数年間はそれができずにいたのですが、元日の記事にも書いたように映画の「スラムダンク」も後押しとなって、冬の鎌倉へ。
今回の目的は、「スラムダンク」の舞台もである海沿いのエリアに行くこと、そして、まだ試したことのなかった神奈川県産ワインを味わうことです。
鎌倉ランチ・街歩き
休日の朝、湘南新宿ラインで鎌倉へ向かいます。
10時半過ぎに到着したJR鎌倉駅のホームは、多くの人がいて混雑しています。
ただ、鶴岡八幡宮のある東口ではなく西口を出ると、通行人はさほど多くなくて落ち着いた雰囲気。
11時開店のお店へランチを食べに向かいます。
今回は「居食家 灯り」さんへ。
人気店で開店前からお客さんが並んでいましたが、無事、開店1回転目でテーブルにつくことができました。
(すぐに満席になって、開店10分後に来たお客さんは外で並んで待ってました。)
こちらのアジフライは開きではなく、中に梅しそを挟んで丸い形で揚げてあります。
外はサクサク、中はふんわりと柔らかくジューシー、梅しその風味が爽やかなアジフライです♪
オニオンフライも甘みがあり、サラダなども付いて、美味しい定食でした!
お店を出て鎌倉駅の方向に歩いていくと、麻婆豆腐や、ハンバーグ、クレープのお店などに行列があって、賑わっています。
「レンバイ」と言われる「鎌倉市農協連即売所」で冬野菜などを見たり、鎌倉らしく日本刀も販売しているお店のウィンドウをのぞきながら街歩き。
鎌倉は雰囲気のある個店が多いですね。
有名ラーメン店の「一閑人」に行列ができている様子なども見つつ、江ノ電の和田塚駅まで歩きました。
和田塚駅のすぐ目の前にもお店があって気になりますが、もうSuicaで入場した後ですし、また次の機会に。
「スラムダンク」の聖地へ
さて、和田塚から向かったのは鎌倉高校前です。
鎌倉高校前駅のすぐそばにある踏み切りが、スラムダンクの聖地として有名です。
車窓から太平洋を眺めながら、鎌倉高校前に到着。
降りてみると想像以上にホームに人がいます。
しかも、外国の方が半分以上のようです。
踏み切りにも外国の方が多くて、カメラを構えて江ノ電が通過するタイミングをねらっていました。
スラムダンクは外国でも人気なんですね~。
ちょうど、鎌倉行きと藤沢行きが立て続けに通過。
海と江ノ電の風景が見られて満足です。
さあ、砂浜にも降りてみましょう。
波の音が心地よく、カモメが飛んでいて、遠くにはヨットの帆影が。
雲が多いですが、眩しすぎず気持ち良かったです。
砂浜の感触も随分久しぶりです。
映画ではリョータが砂浜で走りこんでいたなと思い返しつつ、砂浜を少し歩きました。
歩道に戻って、「珊瑚礁」などのお店が賑わっている様子を感じながら、七里ヶ浜駅へ向かいます。
鎌倉ワイナリーへ
次は、七里ヶ浜駅から長谷駅へ移動します。
長谷駅を降りると、街歩きをしている人があちこちに。
鎌倉の大仏や長谷寺が近くに所在しているからですね。
どら焼きや団子、コーヒーなどを販売している和菓子店やカフェに心惹かれつつ、やってきたのは「鎌倉ワイナリー」。
こちらは、2022年7月に開業されたワイナリーです。
カフェも併設されていて、店先では鎌倉野菜も販売されています。
こちらで作られたワインのグラスと、マダム自家製のチーズケーキを注文。
ちょうどオーナーさんがいらっしゃって、直接、ワインの説明をしていただきました。
まずこのラベルは、鎌倉のブドウ畑から見える海の風景をもとに、近郊に住むアーティストさんに描いてもらったイラストとのこと。
先ほど見てきた太平洋の風景をラベルにされているんですね。
左側の小田原産デラウェアで作られた微発泡ワインは、ちょうど光が差してきたところにキラキラと輝いていました。
鎌倉ワイナリーさんで最初に出来たファーストワインです!
また、右側はオーストラリア産のリースリング。
オーナーさんはリースリングがお好きだそうですが鎌倉では栽培するのが難しくて、オーストラリアのブドウを買って冷凍して運んできて醸造をしたそうです。
リースリングらしい芯のある酸味がありつつ、爽やかな香りと旨味があります。
ワインはナチュラルな作りで、11月に行った東京ワイナリーさんのワインに似た味わいがありました。
ワインに合わせるために甘さを控えめにしてあるという自家製チーズケーキも濃厚で美味しかったです。
カフェからワイナリーのタンクの様子などを見せてもらうと、木樽に「鎌倉カベルネフラン」の文字が。
この赤ワインは春頃に販売できそうとのこと。
ちょうど注目しはじめた「カベルネ・フラン」をこちらのワイナリーでも作られているとのことで、個人的にタイムリーでした。
開業1年目の鎌倉ワイナリーさん、道行く観光客に「えっ、鎌倉でワイン作り?」と意外な魅力を発信しつつ、東京ワイナリーさんのように地域に愛されて人の集まる場所になっていかれることを願っています。
その後は近くの「鎌倉文学館」に立ち寄ってから、由比ヶ浜からまた江ノ電に乗って鎌倉まで戻りました。
夜は横浜で焼き鳥&ワインを味わって、結局、この日の歩数は約1.4万歩、歩行距離10キロ、よく歩いて小旅行を楽しむことができました。
<日本ワイナリー巡り note記録 7都県>
さあ、これでワイナリー巡りは7都県となりました。
次はどこに行きましょうか?!
今回もお読みいただきありがとうございました!