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2024年の日本ワインふりかえり

いよいよ明日は仕事納めという方が多いのではないでしょうか。
年の瀬に今年のワイナリー巡りなどをふりかえります。

今年の日本ワイナリー巡りは、計5回、12箇所。
また、各種イベントにも参加しました。


2月 「日本ワイン造り手の会」公開シンポジウム、3月 「小川のワイン祭 inメッツァ」

ブドウの樹が芽吹くまで、ワイナリー巡りは小休止して日本ワインのイベントに参加した。

2月のシンポジウムでは、元日の地震で被災した「ハイディワイナリー」など石川県内のワイナリーや、氷見にある「セイズファーム」の状況などが聞けた。

配送が可能になった輪島の「ハイディワイナリー」からワインが届いたのもこの頃。

ハイディワイナリーのワイン達

3月には、埼玉県小川町で開催されてきた「小川のワイン祭」が、メッツァ(=ムーミンバレーの無料エリア)で開催されると知って参加してみた。
天気がとてもよく、のんびりした雰囲気でいいイベントだった。


5月 ウッディファーム&ワイナリー、高畠ワイナリー(山形県)

ゴールデンウイークには、山形県へ。

「山形にワイナリー?山梨じゃないの?」と意外に思われた方からコメントをもらったが、山形はフルーツ王国でブドウも多く栽培されている。
日本ワインの生産量も、山梨、長野、北海道に続いて4位。

上山市かみのやましにある「ウッディファーム&ワイナリー」のコテージに泊まり、蔵王などの山々と新緑、夕焼けと星空を眺めつつ、山形のワインと食を堪能した。
また、かみのやまは城下町&温泉町&宿場町で、いい雰囲気の街だった。

右が木村義男さんが長年大事に栽培したメルローのワイン、
左が定評のあるシャルドネ

翌日は、GWイベント開催中で賑やかな「高畠ワイナリー」へ。
圃場をめぐる特別なツアーにも参加して、色々勉強になった。

帰宅後には、かみのやまにブドウ畑を作ったココファームのワインを購入。
GWの爽やかな日々の余韻を楽しんだ。

ココファームの野帳と山のカンタータ


7月 いわきワイナリー(福島県)

7月下旬には梅雨も明けて、すっかり真夏に。
そんななか、仕事で訪れた福島県いわき市でワイナリーに案内してもらった。

「いわきワイナリー」は、東日本大震災の前に事業が立ち上がった。
だが、震災による避難などにより、一時中断せざるを得ず、ブドウの樹を再度植え直している。
その前向きな取り組みを見て、自然災害の多い日本で暮らすということについて考えさせられた。

8月 金沢ワイナリー(石川県)

お盆には、金沢に立ち寄った。
「金沢ワイナリー」は古民家でこじんまりしているが、2階のレストランで石川・金沢らしい食とワインを楽しむことができた。

金沢の駅前や21世紀美術館などは賑わっていて、能登半島へのエールも感じられた。

また、駅前の商業ビルで富山県のワイナリー「ドメーヌ・ボー」の方と話す機会があり、ワインを初購入。
個人的に注目している「北陸」のワイナリーが増えた。


9月 五枚橋ワイナリー、エーデルワイン(岩手県)

9月の中旬には盛岡へ。
現地はコートを着る必要があるくらい気温が低く、大雨の中の旅行となった。

9月はブドウの収穫期であり、ワイナリーは繁忙期である。
「五枚橋ワイナリー」はご夫婦による小規模ワイナリー。
訪れてみたが、ゆっくり話ができる状況ではなく、雨で周辺の様子を見ることもできなかった。

それでも、盛岡の街は魅力的で、宿や店の雰囲気もよく、再訪したいと思った。

翌日、花巻市にある「エーデルワイン」の訪問は、大雨などで早く切り上げた。

旅行中は悪天候や災害、ワイナリー巡りのあり方などについて考え、モヤモヤしてしまった。
それでも、後日いただいた岩手のワインはとても美味しかった。

五枚橋ワイナリーの赤はとても良かった、
2年ぶりに購入したエーデルワインのリースリング・リオンもさすが


11月 グレイスワイン、ロリアンワイン、フジクレールワイナリー、くらむぼんワイン、ホンジョーワイン、まるき葡萄酒(山梨県)

11月は、以前から気になっていたワインツーリズムに参加することに。

「やまなしワインツーリズム」は開催17年目で、事前の参加費の支払いや、マップ&開催概要のPDFファイルによる案内もスムーズ。

当日はとてもよい天気で、勝沼エリアにあるグレイスワインやくらむぼんワインといった老舗ワイナリーなどを巡った。

ワインツーリズム専用バスを乗り継ぎ、特製のワインホルダーに試飲用のグラスをぶら下げながら、6箇所のワイナリー巡ることができた。

また、日本ワイン発祥の地として公開されている「宮光園」で、日本ワイン約150年の歴史にも触れられた。


🍷     🍷     🍷


以上が、今年のワイナリー巡りでした。

ちなみに、記事タイトルの写真は、左がウッディファーム、真ん中がハイディワイナリー、右が五枚橋ワイナリーのワインです。

ウッディファームは、現地でお話したり栽培環境を体感して、益々好きになりました。

ハイディワイナリーは、元日の大地震の後、9月に大雨の被害も受けており、引き続き応援していきたいと思います。

五枚橋ワイナリーは、ご夫婦でよく本格的なワインを作り続けられているなと感じました。
また、岩手旅行では、旅行の仕方、ワイナリーとの向き合い方などについて考えさせられました。

来年の日本ワイナリー巡りについても、引き続き検討中です。

2024年 noteまとめ

今年の「noteまとめ」によると、よく読まれた私の記事は、昨年のゴールデンウイークの「カーブドッチ」や、9月の「五一わいん」を巡った旅行の記事でした。

他の方も書かれていますが、今年の記事が上位にならない方は多かったようです。
noteのシステムが変わったのかもしれません。

ダッシュボードのアクセス状況をみると、この1年間でビュー数が多いのは、今年のゴールデンウイークの「高畠ワイナリー」や「ウッディファーム」の記事です。

私が今年書いた記事は27本、読まれた数は2.4万回。

延べ2万回以上も見ていただいているなんて感激です!
たくさん読んでいただき、ありがとうございました。

私がスキした数は5,264 回。

「スキした数=読んだ記事の数」ですね。
多くもなく、少なくもなくといった数字でしょうか。

そのうち、よく読んだクリエイターTOP3はこちら!

創作大賞で応援したお三方でした!

こちらの「ひよこ初心者」さん「deko」さん「福島太郎」さんは、今年からつながりました。
とはいえ、以前の記事・創作も読ませていただき、もっと前から知っていたような気がしています。

他にも今年つながった方は、多くいらっしゃいます。

また、2年目、3年目、4年目を共有させていただいている方もいて、感慨深いです。

noteは、書く、描く、歌うなど表現するのが好きな人、また、それらを読む、味わう、聴く、更に「これスキ!」を拡散する人が多くいらっしゃって、本当にいい「場所」だと思います。

来年も相変わらず、私は記事数が少ないとは思いますが、この場所で皆さんの「創作」に触れられるのを楽しみにしています。


最後に、たまにはワインボトルじゃない写真もアップします。

先日行ったモネ展で写真撮影OKの絵画。
この時、国立西洋美術館のミュージアムショップで購入した
「美しき愚かものたちのタブロー(原田マハ著)」も面白いです。


2024年、本当に、本当にありがとうございました!

来年もどうぞよろしくお願いします!


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