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遺伝子の「表現型」が持つ可能性!

健康」についての意識や考え方は、ヒトそれぞれ異なる。
体質や形質、ライフスタイルだって全く同じ人なんていない。

だから当然、従来からあるような万人共通のメソッドやプログラムでは、
どこか物足りない。

パーソナライズ」……ヒントはこの言葉に秘められている。

ダイエットにしても、
筋トレにしても、
ランニングや、他のスポーツでも、本当は練習やトレーニングの仕方は
人それぞれにマッチしたものの方が良いに決まっている。
でも、今流行りのパーソナルトレーニングとは少し違う。

なぜなら…..科学的な背景やエビデンスに基づいているから。
つまり、一人ひとりが生物学、科学的にどのような特性を持っているか?

表現型遺伝子」とは、一人ひとりが持つ遺伝子の機能を発現された状態。
つまり、遺伝子が働いた結果としての、「現在の自分自身の姿」。

普段の生活環境、例えば食事や運動の習慣、睡眠、周囲の人たちや社会との関係性、ストレス….毎日の経験の全てが自分自身の「遺伝子」に働きかける。

その「遺伝子」は、その時の環境に適応しようとして、働き方を一生懸命に調整していく…..
「遺伝子」はあくまでも設計図のようなものだから、それだけでは何も起きない。経験や環境、行動が引き金となって、自分の遺伝子、設計図が使われ始める。

例えば、その人が将来ガンを発病させる遺伝子を持っていたとしても、
発病するとは限らない。
つまり「遺伝子」を変異させてガンを発病させる遺伝子のスイッチをoffにすればいい。
スイッチがoffになり続ける生活習慣が必要。

残念ながら、今巷で提供されている「遺伝子検査」ではわからない。
その人の身体の設計図までは明らかにされても、その働き方までは難しい。

だけど、すでにオーストラリア🇦🇺、ニュージーランド🇳🇿など欧米諸国では
簡単に、一人ひとりの表現型遺伝子を特定させて、オーダーメイド型のウエルネス情報を提供していく会社が出てきている。

それらの事業者は、睡眠改善プラン、食事や運動、睡眠などの生活習慣を適切にアレンジすることで、健康増進や免疫力向上など「表現型遺伝子」を活用したウエルネスプログラムを提供している。

近い将来、この日本でも「表現型遺伝子」を活用した健康トレンドの主流になることを確信している。









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