「歴史発想源」電子書籍版、2冊同時に販売開始!
歴史上の偉人たちの偉業から現代ビジネス界の経営やマーケティングに活用できるヒントを見つけ出す強力なビジネスコンテンツ「歴史発想源」。
毎週土曜日に配信しているメールマガジン『ビジネス発想源 Special』にて、8年もの長きにわたって連載をしてきました。
30人の偉業を書いてきましたが、過去の「歴史発想源」は順次、電子書籍化してamazonのkindleストアにて取扱をしております。
そしてこの度、この「歴史発想源」の電子書籍版の新作が発売されることになりました!
「歴史発想源」の電子書籍版がリリースされるのは、約半年ぶり。大変お待たせ致しました。
しかも、2冊同時発売です。
様々な歴史や場所を舞台にしてきた「歴史発想源」の中で、読者の皆さんから最も要望が多かったのは日本の戦国時代でしたが、今回は2冊とも戦国時代を舞台にしております。
今回発売となった2つの「歴史発想源」は、こちらです。
●「信義の雷鳴・西国無双篇 〜立花宗茂の章〜」
九州の戦国大名・大友家を支える義父である雷将・立花道雪、実父である勇将・高橋紹運という、二人の名将を父にもつ若武者・立花宗茂(たちばな むねしげ)。
九州制覇を狙う南国の雄・島津家との死闘、朝鮮出兵での明・朝鮮連合軍との激闘、関ヶ原の前哨戦での西軍としての勇戦と、類い稀なる武勇と知略で戦場を駆け、敵味方から「鬼将軍」と呼ばれ、天下人からは「西国無双」と称えられます。
幕府創立後は敗軍の西軍の将として領地の柳河を没取され改易となりますが、徳川家康・徳川秀忠からの信頼が厚く、徳川家臣の応援もあり、旗本、棚倉藩1万石、そして旧領柳河を変換されることになり、立花柳河藩を立藩して初代藩主となります。
旧領を回復した西軍の大名はただ一人。その後も「大坂の陣」「島原の乱」で生ける武神として活躍した立花宗茂。世の信頼を集めたその生き方から、現代のビジネスのヒントを読み解きます。
●「不屈の旗幟・北奥戦乱篇 〜九戸政実の章〜」
北奥羽一帯に覇を広げる大名・南部家の傍流の武闘派・九戸党を率いることになった九戸城城主・九戸政実(くのへ まさざね)。
南部家が当主の後継者問題に揺れ、さらに豊臣秀吉が天下統一を目指して北条家を屈服させた後、東北地方の平定、いわゆる「奥州仕置」に乗り出します。
九戸政実は東北地方の自治と尊厳を守るため、南部家の新当主となった南部信直、さらに南部信直が臣従することになった天下人・豊臣秀吉にさえ牙を剥き、九戸城でその大軍勢を待ち構えます。
九戸党5千vs天下の豊臣軍20万。九戸政実はその無類の武勇と胆力で、大軍を相手に善戦を繰り広げます。大軍と互角に渡り合う九戸政実の戦略から、現代の会社経営のヒントを読み解きます。
* *
立花宗茂は九州、九戸政実は東北と、室町時代の中心地だった京の京都からは遠い地方の戦国武将ですが、二人の最大の共通項は「劣勢側にありながら、信念を曲げずに大軍と戦った武将」ということ。
しかも両者とも、その卓越した武勇と的確な戦略で巨大な敵軍を苦しめたということ。
「長いものには巻かれろ」という妥協をせずに、譲れない信念を世に示した武人です。
その生き方には、全国区の大手の攻勢に悩んでいる地方企業、グローバル企業の黒船的な上陸に困っている中小企業などの皆さんが参考にできるヒントがいろいろと見つかるのではないでしょうか。
「西国無双篇」と「北奥戦乱篇」はどちらも、筆者にとってもすごく思い入れのある章で、九州と東北どちらの舞台にも足を運んだほどです。
ぜひご覧いただければ幸いです。
これまでの「歴史発想源」電子書籍版の一覧は、こちらをご覧ください。
「歴史発想源」は、これからもさらに電子書籍版がリリースされていく予定です。
歴史は経営の大きなヒント。ぜひ今後もどうぞよろしくお願いいたします。
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