防災月間特集！家庭でできる食品ローリングストック
台風、ゲリラ豪雨、地震…。
日本はいつ災害が発生してもおかしくない国です。「防災の準備を後回しにしている」方や、「水だけを備えている」という方もいるかもしれません。しかし、災害時の食料備蓄はとても重要です。「何をどれだけ準備すれば良いのか」「管理が面倒」というお悩みも多いですよね。保存食の賞味期限が切れていたり、調理方法がわからなかったりすると、いざという時に困ってしまいます。
そこで今回は、家庭で簡単に実践できる『食品ローリングストック』の方法をご紹介します。
ローリングストックの基本知識
ローリングストックとは？家庭でできる食品備蓄法
「ローリングストック」とは、普段食べている食品を消費しながら備蓄する方法です。これにより、食料を新鮮な状態で保ちつつ、非常時に備えることができます。
方法はいたってシンプルで、
の3ステップを繰り返すだけです。まずは、1週間分の食料を目標に、日常生活の中で取り入れてみましょう。
具体的な手順
普段買う食品を少しずつ多めに備える
普段の買い物で、カップ麺や缶詰、インスタント食品を少し多めに購入します。特別なものを買う必要はありません。
古いものから使い、消費期限や賞味期限を管理する
新しいものは後ろや奥に置き、古いものから手前に配置して使うようにしましょう。こうすることで、消費期限切れを防ぐことができます。
使った分をすぐに補充する
消費した分は次の買い物で忘れずに補充し、常に一定量の備蓄を維持することが重要です。
この「備える→食べる→補充する」というサイクルを続けることで、無理なく非常時の備えができ、フードロスの防止にもつながります。さらに、アウトドアにも活用できるので、趣味としても取り入れやすい方法です。
＜豆知識🍬＞
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消費期限と賞味期限の違いを理解して適切な管理を
食品の備蓄では「消費期限」と「賞味期限」の違いを理解することが重要です。消費期限は食品が安全に食べられる期限、賞味期限はその食品が最もおいしい状態で食べられる期限を示しています。期限を確認しながら適切に在庫管理を行い、災害時に必要な食料を確保しておきましょう。
なぜ賞味期限超えても食べられるのかは、コラムをチェックしてみてください！
定期的に在庫を確認し、期限が近い食品から優先的に消費しましょう。また、期限が切れた場合の対応方法についても知識を深めておくと安心です。
家庭で始めるローリングストック
災害時に役立つフリーズドライやレトルト食品活用法
災害時には調理が簡単で長期間保存できるフリーズドライ食品やレトルト食品が役立ちます。これらの食品は、水や少量の加熱で調理でき、非常時でも簡単に栄養を確保できます。主食からおかず、スープまでバリエーション豊富な食品を備えることで、非常時でも飽きずに食べられるようにしましょう。普段からこれらを使い慣れておくと、いざという時にもスムーズに対応できます。
SUKUERU運営スタッフにインタビューしてみました！
Q．家庭で備蓄しておくと便利な食材を教えてください。
A．湯煎で食べれるものかつ賞味期限が長いものを選んでいます。
例えば、乾麺パスタ、レトルトカレー、パスタソース。普段使いもできるのでお家にストックはマスト食品です。
※お湯は捨てるともったいないので、有名な「アイラップ」とか最近は大体のキッチン袋が耐熱120度くらいなので袋の中でパスタなどの調理が可能です。
Q．そのまま食べれるものは何か備蓄していますか？
A．フルーツ缶、サバ缶などを備蓄しています。
Q．お子さんがいらっしゃいますよね？大人用とは別で何か用意していますか？
A．災害時の時でも好き嫌いがあるので賞味期限長めのそのまま食べれるゼリーなどのお菓子っぽいものを用意しています。
カセットコンロやガスボンベの備えも忘れずに
災害時には、ガスや電気、水道が止まることが想定されます。温かい食事を摂るためにも「カセットコンロ」と「ガスボンベ」の備えが重要です。過去の災害経験者からも「温かいものを食べたい」との声が多く寄せられています。これらの準備をしておくことで、非常時でも精神的な安心感を得られるでしょう。
家庭でのローリングストックを始めよう
日常生活の中で、少しずつ取り入れられるローリングストック法は、家庭での防災準備として最適です。必要なものを必要なだけ、無理なく備えることができます。災害時に備えつつ、フードロスの削減にも貢献できるこの方法を、ぜひ実践してみてください。
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