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旅ラン、徳島マラソン編

去年11月の神戸マラソンの後、次のフルマラソンの予定を入れたくてエントリーしたのが徳島マラソン。

徳島までは自宅から車で2時間もあれば行けるので、最初は1人日帰りで走る予定をしていた。が、そんな話を妻にすると一緒に行くという話になり、家族で行くなら子どもの幼稚園もちょうど春休みだし1泊しようということになった。

ということで自分の2回目のフルマラソンは、徳島への1泊旅行とセットになった。


3/24(日)徳島マラソン当日、天気は予報通りの雨。そして、この日の競馬は高松宮記念。

このところ毎年高松宮記念は雨で荒れてるな〜なんてことを思うと、この天気はエントリーしたときからある程度予想出来たのかもしれない。ずっと買おうか悩んでいるGORE-TEXのトレイルラン用シューズをとっとと買っておくべきだったなとか思いながら、昨日買ったワセリンを塗りたぐり、以前登山用に買ったレインウェアを着て走ることにした。

買ってて良かった、高いレインウェア。


そして、レース本番。

徳島は現役時代に受験で訪れた(そして落ちた)思い出の地だったりする。あのときの受験で失敗したから、その後大学で妻と出会い結婚して、こうやって家族で徳島マラソンに来ているのだと思うと人生とは偶然の積み重ねだなと思う。

この日のために、受験で失敗するきっかけを与えてくれた、あの頃観ていたアニメ曲プレイリストを準備してきた。そんな準備をしていると、あの頃のアニメを見返したくなってくる。もっとサブスクで懐かしのアニメが観れると良いのにな、、、

なんてことを考えながら、スタートの時を迎えた気がする。

プロのランナー曰く、寒くない程度の小雨の日はタイムを出すのに最高のコンディションだそうです。


前回の神戸マラソンで前半飛ばし過ぎてバテた逃げ馬の気分を味わった教訓と、雨に打たれながらバテバテで走りたくないという願望も相まって、今回は前半飛ばし過ぎずネガティブスプリットでどこまでやれるか試す作戦でいこうと考えていた。

結果、作戦通りのネガティブスプリットで3時間45分を少し切るくらいのタイムで走り切ることが出来た。練習のときから何とか3時間45分は切れそうかなという体感だったので、無事目標は達成したかなという感じ。

ただ最後、ゴールで待つ家族に良いところを見せようと猛ダッシュする余力があったのをみると、もう少し中盤のペースを上げても良かったのかもしれない。

前回は競馬で言うところの脚のあがった状態だったが、今回は逆に脚を余してしまったような気がする。ジョッキーもレース後はこんな気分なのだろうか。

レース後、相変わらず雨はやまないし、身体も冷えてきたが、ひょうたん島クルーズが面白いというウワサを目にしていたこともあって、ランナー向けの無料クルーズに乗ってイベント会場へ行くことにした。

雨の中、なかなかのスピードで川を進むクルーズ船を子どもも楽しんでいたようで乗って良かった。

そして、イベント会場では温かい半田そうめんを食べて癒やされた。

イベント会場では、ヨネダ2000の餅つきも観れて大満足。

その後は、その日の宿へ。

ちょうど高松宮記念のスタート前に宿に着いて、高松宮記念もライブで観ることが出来た。昨日の就寝前に予想した本命はシャンパンカラー、今日の重馬場で一発あるはず。

だったが、結果はブービー17着。

いつもなら、重馬場巧者狙いならマッドクールとナムラクレアをなんで買わなかったのだろうとか後悔するところだが、この日はもっと柔軟な思考を身につけないとな〜っとか考えていた。

マラソンの後は、なんだか心が穏やかになるような気がする。

その後、温泉に入り、夕食を食べて、また温泉に入った後、存分に寝た。

夕食に出た川魚の塩焼き、美味しゅうございました。


翌朝、マラソン翌日の重い足を引きずりながら再び温泉へ。子どもの頃、温泉マークの湯気が3本なのは温泉には3回入るべきだからだという真偽不明な話を聞いて以来、温泉宿に宿泊したときには必ず3度入るようにしている。月曜日ということもあって、朝の温泉には自分以外誰もいなかった。やっぱり旅行は休日からズラして行くのが良い。

が、平日旅行のデメリットもある。

本当はこの日、いつか行こうと家族で話をしていた大塚国際美術館へ行きたいと思っていたのだが、毎週月曜日は休館日だった。

ということで、どこへ行こうかとなって行ったのが、あすたむらんど徳島。

人生とは偶然の積み重ね、大塚国際美術館の休館日がきっかけで訪れたあすたむらんど徳島だったが、想像以上に楽しかった。

前日に引き続き天気があまり良く無かったので存分には楽しめなかったが入場無料とは思えない充実したアスレチックに、天気が悪くても楽しめる木のおもちゃ美術館にプラネタリウムと科学館。

そして何より、吉野川めぐりというアトラクションが最高にツボだった。


みんな、たぬきらしい
明らかに宇宙人みたいなのがいるけど、これもたぬきなのだろうか
ゼログラビティたぬき
足裏の主張が激しい
このフィギュアをガチャポンで出したら絶対売れると思う

と、いうことであすたむらんど徳島を1日楽しんだ。


そして、徳島と言えば徳島ラーメン。帰路につく前の夕ご飯に美味しくいただいた。

濃いスープと白米の相性は最高です。

マラソン前に聞いた話によると、徳島マラソン開催のきっかけは徳島県が糖尿病発症率日本一になったことだとか。

これだけ白米に合う美味しいラーメンがあると、そうなってしまうのもなんだなわかる気がする。

ちなみにこっちはマラソン後のイベント会場で半田そうめんを食べたときにもらったビラ、これも美味しそうなのでまた食べに来ねば。

ということで、旅ラン徳島マラソン編はこれで終了。

徳島から自宅のある兵庫への帰り道、高速から見える鳴門の競艇場にもいつか行きたいもんだとは思いつつ、家族旅行で旅打ちはなんだか遠慮してしまうところがある。(といいながら昨夏は帯広ばんえい競馬に行ったのだけれど。)

いっぽう旅ランは、スタートとゴールだけ見届けてもらって、走っている間は自由行動で好きに観光してもらう、という程よい距離感でお互い楽しめるので良い感じだ。

しばらくマラソン大会はオフシーズンだが、秋にまたどこか良いレースでも探して旅ランを計画しようかなと思うのでした。

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