「海外生活すると花粉症が治る」とは限らない
現在、痒い目を擦りながら、この記事を書いてます。
日本ではそろそろ、花粉症の季節から脱出して、落ち着く頃かと思いますが、わたしの住むところでは、これからが本番。
今年は気温が低かったこともあり、ようやく暖かくなってきたかな?と思う日が増えてきました。それに伴って、植物の新芽がようやく芽吹いてきたのが、ちょうど、今頃になっています。
新芽の芽吹きに伴って、目が痒くなり、鼻水がたくさん出る。あの辛い状況を今まさに、体験しており、シーズンになったと思います。
こちらには、いわゆる「スギ花粉」はないかも知れませんが、花粉というのは別に「スギ」だけじゃあありません。
体質にもよりますけど、他の植物の「花粉」というのも存在しますよね。その植物との相性が悪かったらどうなりますか。身体は正直なんです。
日本でも元々「花粉症」だったので、2〜3月は毎年、辛い思いをしていましたので、花粉症の辛さはよくわかります。日本を離れたんだから「花粉症」とはもうおさらば、これからは悩まされることなく、快適な生活がおくれる!
若干期待していたところはあります。
でもですね。
結果としては、残念ながらそうはなりませんでした。わたしの身体のセンサーは敏感なもので、海外でも花粉をキャッチして、身体に反応を示してくれますw
「海外生活すると、花粉症が治る」これは一見、正しいように思いますが、少なくともわたしの体験からすると「そんなことはない」という結論です。
住むところにもよると思いますが、生えている植物は違うけど、症状としては現地の人たちも認知そして、苦しんでいる状況には変わりありません。わたしも海外で生活するまでは、「海外に花粉症などない」と信じていました。
それが、身をもって体験することで、そうではないし、それは「人それぞれなんだ」ということがわかりました。
こちらでも「花粉症の治療」は病院に行くと普通に行われていることです。特別な治療というわけではなさそうなんです。一定の人たちは「花粉症」に苦しんでいる。
そう思うと「世界って、言葉や文化は違っているけど、違っているようで、おんなじなんだな」って実感できました。
花粉症やアレルギー体質の人で、もし将来、海外生活しようと思っているのなら、渡航先の「花粉症事情」も調べておいたほうが良いです。
わたしは「海外には花粉症はない」という迷信?を信じすぎていて、何も対策をせずこちらにきてしまいました。ところが、きてみて定住してみると、日本にいた時と同じような苦しみを味わう結果になりましたw
事前準備は必須です。
幸い、昨年起こった流行り病のせいで、「マスクをして街を歩く」ことに抵抗は無くなったし、お店に入る時は「マスク必着(マスクしないと入店お断り、守らないと罰金)」なので、大手を振るってマスク着用できるのはありがたいです。
日本で使っていた空気清浄機、手放してから海外に来たんですけど、花粉症対策のために、こちらで清浄機を買うことになりました。
まぁ、わたしにとっては「必需品」になったので、ミニマリストといえども、これは譲れないアイテムになりました。
事前準備は必須ですが、別に日本にいるときから備えておかなくても、住む場所、国によっては、後からでも調達は可能です。
アイテムを揃える前に、「情報を集めること」の方が大事だし、最悪、どうしようもなく「花粉症」の症状に悩まされることがあったら、病院に通うことができるかどうか、可能であれば知っておきたいです。
遅れてきた花粉症患者よりのアドバイスです。
それでは、また。