【ドイツ】お釣りはキッチリがお好み
ドイツで買い物するとき、基本的には「カード払い」が多いというか、現金をあまり持ち歩きたくないので「カード払い」を推進しています。でもどうしても、現金でなければならない時もあります。
少額決済だと、カード払いを断られることもあります。結構「●ユーロ以上でカード払い可」の張り紙とか、レジの店員さんから「●以上じゃないと、ダメよ」とか、普通に言われます。
まあ、ドイツ語で言われてもわかんないんですが、たびたび「カードダメ!」って言われる(気がする)ので、なんとなく分かります。「カード」の単語くらいは聞き取れるので、なんとかなってますw
ということで、現金を使って支払いすることもあるわけなんですが、ドイツに来てから思うのが、「ドイツの人は、きっちりお釣りをやり取りしたい」傾向があるんです。
小銭をスッキリしたい、させたい
例えば、5.6ユーロのものを買ったと仮定します。手持ちがたまたま10ユーロしかなかった場合は、10ユーロを差し出しますよね。お釣りはきっと4.4ユーロになるはずです。
でもですね。
そこはそううまくことが運ぶことは少ないのです。なぜかというと、店員さんの方から、「60セント、持ってないか?」とか、「6ユーロないか?」とか聞かれるんですよね。
これ、特定の人が聞いてくるのかと思ったんですが、結構、頻繁に聞かれます。結果的に「お釣りをやり取りする量を少なくしている」ように思えます。
なぜそうなのかは、まだ分かりません。
でも、往々にして、何か買い物をすると「キッチリのお釣りになるように、買う側も汗をかくように要求される」ことがよくあります。
だから上の場合は、10ユーロ紙幣1枚と、60セント硬貨を店員さんにわたして、5ユーロ紙幣をお釣りとしてもらうのが、スマートです。
まぁ、どうしても硬貨を持っていないときは仕方ないので、ないときは「ないのよ」って言えば、ちゃんと応じてくれますw
キッチリしているというか何というか、国民性というのか、よく分かりませんけど、お釣りのやりとり、どうやらドイツの人は「キッチリ」が好きなようです。
日本では聞かれたことない気がする
翻って日本ではどうでしょうか?店員さんの方から、「50円、持ってますか?」とか「あと100円、ありますか?」とか聞かれたことはあったでしょうか?
全くゼロではないかもしれないですけど、聞かれることは少なかった気がしますが、どうでしょうか。
店員さんから聞かれるというよりは、むしろ、お金を支払う側が、あらかじめお釣りが出ないように用意しておくことの方が多かったような気がします。
もちろん、これはわたしの感想ですから、「違う」ということもあります。しかし、わたしが生活してきた範囲では、お店側の「大変さ」を慮って、お釣りが出ないように努めていたような気がします。
ここはドイツと日本とで大きな違いではないでしょうか。
日本も消費税があるので、端数が出やすいですし、ちょっきり支払いたいという気持ちはどこかにありますよね。
目指している方向は同じなんですけど、アプローチはどこか違う。このエピソードは、それを感じざるを得ないですw
まとめ
ドイツで現金でお買い物をすると、お店の方から、お釣りがちょっきりになるように「小銭、持ってないの?」って聞かれることがよくあります。
個人的にはお釣りがちょっきりになった方が、気分がいいし、財布も金額によっては、スリムになるので、メリットあります。わたしにとってはありがたいなぁ、って思います。
まぁ、そうなると「小銭をある程度持ち歩かないといけない」ということでもあるんですけどね。でも、買い物というかお金のやり取りは、気持ちよく行いたいですよねw
それでは、また。