海外ミニマリズム考察〜日曜祝日はNo買いモノDay!
「モノが増える原因は、モノを買うからである」かの有名なある人の発言にもあるように、これが真理です。学者が言ったかどうかは知りませんが、これはごくごく当たり前のこと。
モノを買うから、モノが増える。
モノを減らしたかったら、今あるモノの量を増やすとともに、これから入手しようと思っているモノを減らす。家の中にあるモノの需要と供給のバランスが崩れているから、モノが増えすぎてしまうんです。
でも、持てる量というのは、限られているから、スペースを度外視してしまうと、結果、家の中がモノで溢れてしまうということになってしまいます。
わたしたちが出来ることにはいくつか選択肢がありますけど、スペースを無限に広げることはできませんよね。モノが増えるたびに大きな家を買う。まぁ、財力のある人であれば、それも出来るかもしれませんけど、限界はありますよね。
スペースを広げることが出来ないなら、モノを減らすしかない。だけど、あまりうまくいかないことがあります。
モノを減らす わかっていても出来ないし、習慣化してしまったものは、なかなかうまく改善ができないもの。ここは大ナタを奮って、改革しなきゃいけない。
少しの強制力があった方が、捗る場合があります。
人間、ルールや、強制力、仕組みがあった方が、それに順応しようと、あれこれ考え方だったり、ライフスタイルを変えたりって、出来ます。それが人間の強みでもある。
それを逆手に取って、「モノを容易に買えない仕組みを作る」のはいかがでしょうか?そうすれば「買いたくても変えない」から「モノが増えない」。ここに、モノを減らす努力をすれば、モノは減っていくはずです。
一つの案として、「日曜日は買い物しない日」に設定するというのはどうでしょうか?難しいですか?
日曜日はショップも休業日なら、モノは買えない
実は、わたしが今住んでいるところは「日曜日はショップ休業」になっています。ほぼ例外なく、ショッピングセンター、小売店、スーパー、ホームセンター、など日曜日は開いてません。
国の法律でそう決まっている、と聞いています。
日本のようなコンビニもないので、例えばちょっと日曜日に「あ、アレ買い忘れたから、ちょっと買ってこようかな?」なんていうのが、成立しないんですよね。
「あ、アレがない、仕方ない、諦めよう」となるわけです。
お店に行かなければ、モノは買いませんので、その日はモノが増えようがありませんよね。またもし、お店に行ったら「あ、ついでにアレを買おう」という心理が働くので、目的外のモノを買ってしまう確率も上がります。
つまりモノが1つ増えるだけでなく、2つ3つ、それ以上増えてしまう確率が上がってしまうんですよね。
その点、「最初からお店が空いてない」のであれば、諦めもつくし、モノも増えない。日曜日のうちに、不要なモノを処分してしまえば、結果的には家の中からモノが減ります。
日曜日が来るたびに、モノを減らしていけば、結構モノは減ると思います。まあ、平日や土曜日に大量にモノを購入してしまえば、あまり効果は薄いのかもしれませんけど、一定のストッパーにはなると思うんですよね。
日本は自分で「No買い物デー」を作るしかない
このように、国が総力を挙げて?「買い物できないようにしている」ので、この習慣をうまく利用すれば、モノを減らす一助になりますけど、あいにく日本では、日曜日もお店を開けているところが多いです。
そうなると容易にモノが買えてしまうので、モノを増やさない努力は「自分でなんとかする」しかないことになります。
何も、国が決めたことに便乗しなくてもいいです。自分で、No買い物デーを設定してあげればいい。
例えば、土日は家族で買い物に行くことが多いなら、そこを買い物日と決め、逆に「平日は一切、モノを買わない」と決めてしまうとか。
この辺のルールは、ご自分のライフスタイルに合わせて設定してみるのが良いでしょう。曜日で買う買わない日を決めなくても良いと思いますが、リズムをつけるために、「買わない曜日」を決めた方が、やりやすいのじゃないかな?と思います。
まとめ
国によっては「日曜日は買い物ができない」こともあります。不便なこともありますけど、その不便を逆手にとって、「日曜日はモノを手放す日」と決めてしまって、モノを減らし続けると、良いかも。
買い物をしないことで増えるモノの量を抑えることが出来ますからね。
たとえ国が休業日を決めていなくとも、自分で買い物しない日を決めることが出来ますから、できれば、決めておきたいところですよね。No買い物デー。
それでは、また。