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コーヒーの鮮度について

お久しぶりです。WhiteRabbitCoffeeです🐇

今回はコーヒーの鮮度について、書いていこうと思います。
皆さんはコーヒーの鮮度について考えたことがあるでしょうか?

コーヒーに鮮度なんて関係あるの?と思われるかもしれません。多くの消費者にとってコーヒーは長期間劣化しないものだという認識が広く浸透しているように感じます。ですが、鮮度こそ味を決める重要な要素の一つであると言えます。

ここでいう鮮度とは焙煎してからどれくらいの時間が経っているかということです。

なぜ、鮮度が重要か

生豆の焙煎では水分蒸発に伴う複雑な化学反応や組織膨張などが生じています。細胞の収縮や内部の成分の気化による膨張などが起き、ハニカム構造(0.02~0.09mmの空洞がつながった蜂の巣のような構造)
となります。

この孔はコーヒーの抽出にも重要な役割を果たしていますが、空気や湿気も通しやすくするため焙煎直後から酸化が進んでいきます。深煎りの場合はより多孔質であるためさらに劣化が速くなります。

香り成分が徐々に抜けていくことによって味の魅力も少しづつなくなってしまいます。
さらに粉にすることによってそのスピードは速くなります。挽いて粉にすると表面積が大きくなり、空気に触れる面が多くなるためです。
コーヒー豆の賞味期限は長くても3週間ほどなら味の劣化は軽く済むと思われます。

スーパーやチェーン店で売られているコーヒー豆の鮮度は?

ではスーパーやコーヒーチェーン店のコーヒー豆の鮮度はどうなっているかというと賞味期限が長いもので1年、短くても3ヶ月のものが見受けられます。
スーパーなどで販売されているコーヒー豆や粉は1年を賞味期限として設けている商品が多いと感じました。また個人で経営されているお店でも焙煎して1週間以上経ったものを並べているお店も多くあります。

鮮度のいいコーヒーを提供する難しさ

鮮度はコーヒーの味を決めるもっとも重要な要素といっても過言ではないです。
しかし焙煎したてのコーヒー豆を提供しているコーヒーショップは少ないと感じます。
それは予め大量に焙煎しておいてそのコーヒー豆を販売する方がロスが少なく済み、作業の負担も減るからです。

焙煎後、1~3日のものを常に店頭で販売するのはロスが増える可能性があります。提供するコーヒー豆の種類が多い店なら尚のことです。
もしブレンドを提供している店であれば複数種類の焙煎などの作業の負担やロスが大幅増となるでしょう。確実に売れる見込みがあれば問題ないですが、やはりリスクは大きいと感じます。

そのため、多くの店舗では焙煎したてを売りにするお店が少ないのでしょう。ビジネスとしては間違ってるとは言えないので一概に鮮度を重視していなからダメだとは言えません。どんなお店もサービスや商品など他の部分で懸命に勝負しているのです。
鮮度を重視するかしないか、これは各々のコーヒーへの向き合い方の違いだということでしょう。

鮮度のいいコーヒーを飲むには

私は昔はインスタントコーヒーやスーパーなどで売られているコーヒー豆などで満足していました。
ですが自分で焙煎してそのコーヒーを飲んだ時、こんなにコーヒーって飲みやすいのかと衝撃を受けました。
皆さんにもぜひ新鮮なコーヒー豆を飲んでいただきたいです。
コーヒーショップによっては焙煎日を記載していないお店もあるかと思います。
その時は店員の方に焙煎日を聞いて、できる限り焙煎日が近いものを頼んでみるのもいいと思います。焙煎日を答えてくれない(ないとは思いますが)、またはわからないようであれば焙煎してしばらく時間が経っている豆の可能性があります。
人によっては1週間以上寝かせたほうが美味しくなるという考えの方もいますが、私としては焙煎日が1~3日以内のものをおすすめします。ぜひ購入の際に聞いてみてください。
また、前述した通りコーヒーは粉にすると表面積が大きくなり酸化が速まるのでできる限り、豆のままでのご購入をおすすめします。

ミルをお持ちでない方も多いと思います。手動のミル、電動のミルがありますが、電動のミルのほうがおすすめです。手動だとコーヒーを淹れるたびに豆を挽くのが億劫になったり、手入れが面倒であったりとコーヒー初心者の方にはあまりおすすめしません。機種にもよりますが、電動ミルは手動のものよりも均一に挽いてくれるので安定性と手軽さで電動のミルをおすすめします。
是非みなさんも電動ミルのご購入も検討されてはいかがでしょうか?
おすすめの電動ミルといった記事も今後書くかもしれませんので是非フォローしていただけると嬉しいです!🐇

最後に

コーヒーの鮮度について少し駆け足で書いてしまいましたが、少しでも鮮度の重要性について知って頂けて、皆さんのコーヒーライフが少しでも良い方向に向かってくれたら嬉しいです。
コーヒーの鮮度は間違いなく重要です。
できる限り焙煎日の近いものを購入すれば本当に美味しいコーヒーに出会えるかもしれません。

また、自分で焙煎してみるというのもいいでしょう。
焙煎機がないという方でも鍋を使って焙煎することは可能です。
今回はやり方は省略しますが、鍋での焙煎でも焙煎機顔負けの美味しいコーヒーを作ることはできます。

焙煎はみなさんが思っているより難しいものではありません。
コーヒーという日常を彩る存在はもっと身近にあるべきで、焙煎も同じく身近にあるべきだと思います。
ここまで読んで下さりありがとうございます。
皆様に白うさぎの幸運が訪れますように🐇

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