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美容院の売上アップに必要なのは顧客との関係構築!具体的な方法と事例を解説

自己紹介

はじめまして、私は平凡な会社員です。
社会人としては7年目です。
100名規模の中小企業で5年程度、
システム担当として社内システムの導入
メンテナンスやPCセットアップなどを
実施してきました。

この1年半くらいは財務経理部門で
会計や請求や支払などについての
業務にも携わっています。

この記事を書く経緯

そんな私が美容院でカットしてもらっているときに
失礼だけど、IT分野や財務経理的に
非効率じゃないかと思いました。あくまでも私が
通っている美容院に対して私がコンサルした場合に
ついて何度かに分けて書いていきます。

記事の概要

美容院における売上や利益アップについて
考察しています。また顧客データ活用を
されたことがない方に事例をもとに
イメージをできるように記事にしました。

ある女性の施術内容から得られたデータから
接触タイミングについて考察しています。

接触頻度のイメージ

架空顧客をもとに接触頻度のイメージを説明したいと思います。

顧客データ 


・氏名 :西園寺楓華 サイオンジ フウカ
・性別 :女性
・年齢 :30代後半から40代前半、ドラマや音楽の                 
     話からおそらく30代後半かと
・誕生日:9月24日
・施術内容:イメージチェンジということで
      ロングからショートカットにカラーも   
      ベージュからさらに明るい色に
      ハイトーンへ
・施術年月日:2022年8月4日
・LINE      :@fuuuu_saiXXXXXXX
・携帯電話番号:090-XXX-XXXX
・メールアドレス:XXXX@XXXXXX

接触頻度タイミング

1回目:2022年8月4日頃 :来店後1-2営業日にお礼

2回目:2022年8月11日頃:来店後1週間後
髪型を変えたことでのセットや髪色についての            
問題がないかの状況伺い、口コミ依頼

3回目:2022年9月4日頃 :来店後1ヶ月後
1ヶ月経過しての髪のコンデション伺い

4回目:2022年10月4日頃:来店後2ヶ月後
2ヶ月経過しての髪のコンデション伺い

5回目:2022年11月4日頃:来店後3ヶ月後
3ヶ月経過しての髪のコンデション伺い

6回目:2022年12月4日頃:イベント
クリスマスに向けての提案

7回目:2022年2月4日頃 :イベント
バレンタインデーに向けての提案

8回目:2022年3月4日頃 :イベント
新生活や髪が伸びやすい季節に向けての提案

ざっくりとですが初来店から8回目まで
来店してもらえなかった場合について
記載しました。各回ごとの説明を少しします。

1回目はお礼

わざわざ、お礼なんて送ってくる美容院なんて
珍しいです。可能であれば定型文だけでなく
顧客との会話で盛り上がった内容などをそっと
入れるとより親しみをもってもらえます。

例で言えばドラマや音楽の話をしたことを
入れるなどです。

2回目は顧客へのフォローアップ

これはあなたのことを気にしていますよという
意味合いとしてとても意味があります。

施術当日はブローまでしっかりとしてもらえて、
ルンルンで帰ります。ただ意外と再現ができずに
悩むことが顧客としてはあります。

わざわざ電話や来店するのは面倒だし、自分から
言うのはケチをつけるようで気が引けます。
美容院側から状況伺いの連絡がもらえると、
セット方法や髪色について相談しやすくなります。

ポイントは相談しやすいってポジションを
確立する
ことです。

あの美容院に聞いたら何でも教えてもらえる
ってなれば、こっちのものです。その時点で
顧客の頭の中では、美容院の中で優位な立ち
位置になっています。

加えて好意の返報性というこちらも心理学で
有名な法則があります。内容は良くしてくれたら
相手にも良いことしてあげて返してあげたい
というものです。

身近な例で言えば、試供品や試食があたります。
商品が良いから買ってしまうこともありますが、
それだけでなくまずはギブされているから
購入のハードルが低くなっています。

まずはギブしてテイクするというものです。
親身にまずは顧客に寄り添ってあげることが
大事です。

最後に口コミの依頼を添ることは重要です。
口コミについては次章に書きます。

3回目-5回目は髪のコンディション伺い

美容師の皆さんの方が詳しいと思いますが、
毛先が汚くなる、髪色が落ちる、髪型維持のために
カットが必要なタイミングに状況を伺います。 

これもあなたのことを気にしてますよという、
気遣いの連絡になります。売込むより顧客としては
気持ちがいいです。売込まれると心を閉ざして
しまいますからね。好意の返報性を期待して
待ちましょう。

ちょうど予約しようとしていたタイミングに
連絡がもらえると選択肢の中には
間違いなく入ります。

6-8回目はイベントで攻める

6-8回目は4ヶ月以上来店から経過しています。
髪のコンディション伺いではあまりにも
しつこくなるので辞めます。同じこと送られても
ウザいですよね。

切り口を変えてイベントに合わせての提案を
するようにします。イベントには誰しも気合を
いれるのものです。連絡するにはちょうど良い
タイミングになります。

誕生日もありますが、今回の例をではあえて
入れてないですが、もちろん活用するのも1つです。

まとめ

1.来店のお礼を送る
2.他にない細やかな気遣いで差をつける
3.イベントで攻める

今回は以上です。次回は『口コミについて』
書いてきます。

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このシリーズについての案内です。
以下のリンクから面白いと思った方は
ご覧いただけると幸いです。
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決して残業しないジャック・バウアー
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