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感性の歯車が、カチリと組み合うとき。

7/23 あこはるかさんの企画に参加したい一心でトマトの絵を描いてから、私のなかに変化が起きた。
その後、yuca.さん企画で、あやさんへのひまわりを描き、
麦わら帽子仲間(ねじりさんヒトシさんぼんラジさんしめじさんじゅんみはさん)に勝手に参加で、麦わら帽子を描かせていただき、
アポロさん企画の俳句を投稿し、
ピリカさんの企画に8日間参加し、
昨日、橘鶫さんの絵とコラボをさせていただいた。

その間に、ミムコさん妄想オープニングに、さわきゆりちゃんcofumiちゃんと一緒にコラボもさせていただいた。

それまでも、絵は好きだったし、写真ももちろん好き、言葉を連ねるのも好きだった。
でも、この2週間と少しの間に、私は「視覚から文章が生まれやすい」ことに改めて気づいた。

そして、それが生まれる瞬間は、絵や写真を観る感性と、言葉の感性それぞれの「歯車が私のなかでカチリと音をたてて組み合ったとき」だということを強く感じた。

この歯車が音を立てる、という感覚は、これまでの私の人生でも数回起こった現象ではある。
だが、それらは全て「どうにか困難を乗り越えないといけない、ここ一番」に「カチリ」と組み合って、その後、いわゆる火事場の馬鹿力のように本来の自分以上の力を出した瞬間だった。

その「カチリ」が、まさか創作の世界で起こるとはこれまで思っていなかった。

「カチリ」には勢いが伴う。
絵が写真が決まり、テキストに貼り終えた後、私のキーを打つ指は動き出す。
スムーズに進まず、動きが止まるときは、まだ「カチリ」が来ていない。
そのときが来るまで、待つ。

なんだか偉そう~~💦なのだけれど、事実である。

そういえば、私の大好きな絵描きさんのヒダカナオトさんも、あの数々の絵を2,3時間で描き上げると。
鶫ちゃんも、1枚に要する時間は1時間程度だと。
清世ちゃんも、もちろん超速だ。
ピリカさんは、ショートショートを作るとき、スマホのテキスト入力画面を開いてから、目を閉じ、浮かんだインスピレーションを文字にし、恐らく10数分で書き上げると。
ねじりさんもノッた時はすらすら描ける&書けるそうだし、cofumiちゃんも、ミムコさんも抜群の速さだ。

きっとおひとりおひとりのなかに、私の歯車のような何かがあって、「カチリ」と音をたてているに違いない。
そんな気が、今している。

     ・・・・・

最近、私は、新しく「カチリ」さんを見つけた。
(すみません、完全に自分流で表現しています)


太陽が咲いている

このひと言に私はノックダウン。
大塚裕人さん、すごい。

☟この小鳥に胸を掴まれ

☟子どもへの温かな眼差しと少年の心をもった大人

☟淡い恋心もしっかりと

どの作品にも、ご自身が撮った写真を使われている。
その写真もとても素晴らしい。
三丁目の魔法使いのシロツメクサには、ドキューンと打たれた。

Twitterでつぶやく詩の多彩さからも、きっと「次々と言葉が溢れて」きているに違いない。


☟マガジンにまとめていただいた「未来からの来た図書館」
1話1話はとても短く読みやすい。
ストーリー以外の描写も素晴らしいと思う。

 
お時間のあるときに、ぜひ訪ねてみていただきたい。
(以上、大塚裕人さんのご了承を得てのご紹介である) 

   ・・・・・・

以前、以下を書いた。

このときから、ふた月ほど経つが、私はまた新たな感性の繋がりを日々感じている。
ありがとう、素敵な note の皆さん。

これからも、どうぞよろしくお願いします。

    ・・・・・ end ・・・・・

タイトル画像:メキシコチモラン(ユッカ・青年の木)の花。

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卯月紫乃
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