アイデアを湧かせたいとき。
こんにちは。Siroです。
行き詰まったときに良いアイデアが湧いてこないことはありませんか?
いますぐ解決策を知りたいのに、どうしたらいいのかわからない。
漠然としたイメージすら湧かない。
そういうときは、どうしたらいいのでしょうか。
今回、光の存在に尋ねてみることにしました。
すると、
"バランスを取ることです"
と、応えが返ってきました。それはどういうことでしょうかと尋ねると、
あるイメージが湧いてきました。
よく見ると、コマが回り続けているイメージでした。
真っ直ぐに保たれていて、無駄な動きがひとつもありませんでした。
"このような状態になっているとき、光の言葉はスッと届きます"
その言葉とともに、コマの中心に引き寄せられてあらゆる光が入っていく様子が現れました。そして、光が循環しているようにも見えました。
このような状態になるには、どうしたらいいのでしょうかと尋ねると、
"まずは、いまの状態に気づくことです。
多くのことを抱え込んでしまっていませんか?"
と尋ねられ、あるイメージが現れました。
それは、コマの上に大きな石がたくさん積まれて、ふらふらにブレている様子でした。
"余計なものを多く抱え込んでいると、このような状態になってしまいます。
耳は塞がれ、光の言葉は届かなくなり、ますますうまくいかなくなります"
その言葉とともに、肩に力が入ってしまっている感覚が思い出されました。
あれもしなければならない、これもしなければならない。でもどう考えても無理で、どうしたらいいのかわからないという状況でした。
"バランスの良い状態のときは、余計な力は入っていません。
程良く芯を支えているだけなので、リラックスしているようにも見えるでしょう"
そういって、姿勢の美しい方を思い出させました。
そうなるにはどうしたらいいのでしょうかと尋ねると、
"深呼吸をするのです。
そして、肩の力が抜けるまでしばらく待つのです。
すると、本当にすべきことだけが見えてくるでしょう。
それだけ行えば十分です"
と光の存在の声が響き、重なった石は消えて、コマのブレが戻っていきました。
それでお話は終わりだろうと思っていると、
"このような状態のときも、光の言葉は届きにくくなっているでしょう"
と続けられ、新たなイメージが現れました。
コマの軸足の部分が弱く、ぐらぐらになっている様子でした。
"体で支えることができていない状態です"
と続けられました。それはどういうことでしょうかと尋ねると、
"行動に移すことをしていない状態です。
ささいなことも行動に移さなければ、なにも身につきません。
肉体をもたない存在は、地球では経験することができず、他者を眺めるしかできませんが、その存在と同じ状態になっています"
と、続けられました。
そのような状況から変わるにはどうしたらいいのでしょうかと尋ねると、
"ほぼ毎日、決まった時間になにか続けることです。
そうすることで、ひとつの型が身についていきます。
次第に、軸がしっかりしてくるでしょう"
その言葉とともに、ある話を思い出させました。
それは、村上春樹さんのエッセイ本 『村上朝日堂 はいほー!』に書かれていたものでした(チャンドラー方式という章です)。
要約すると、毎日二時間と決めたらその時間は必ずデスクの前に座って過ごすというものでした。
たとえ一行も書けないとしても、他のことはせず(本を読んだり、音楽を聴いたり、誰かと話をしたりせず)、書きたくなったら書けるという体勢でひたすら二時間じっとしているというものでした。
*そのまま抜粋して書かれていたので添付させて頂きました。
村上春樹さんも、この方式を続けられていました。
(この文章が書かれたのは、1983年の春で村上さんが当時34歳だったそうです。
いまも続けられているかどうかはわかりませんが。)
"軸がしっかりしている方は、なにか決まった習慣があります。
毎朝同じ時間に起きる、毎晩同じ時間に寝る、さらにもう一つです。
走ること、絵を描くこと、音楽を奏でること、文章を書くことなど、
無心になって行動する時間を少しずつでも続けるのです。
それは、画面を眺めたり、ラジオを聴いたりするような受け身のものではない方が良いでしょう"
と続けられました。
今回も抽象的な内容になりましたが、誰かにとって役に立つものになっていれば嬉しいです。
Siro。