私たちが見えていないもの。それは…
人の魅力も街の魅力も近くにいすぎると分からない。
人が勘違いしやすいことの一つに、自分のことは自分が一番よくわかっていると信じ込んでしまうことです。
少し難しい言葉でいうと「バイアスがかかる」なんてキーワードを聞いたことはありませんか?
どんなに優れた人でもこのバイアスが必ずあります。
もし、自分は大丈夫!!なんて自身満々に思ってしまったら要注意です!!
見る力を忘れてしまった?
見えているようで見えていない。
それは、魅力だったり、事実だったり様々なんだけど。
交通事故にあってから、元々運動が苦手だった私。
自分の体がおかしくなってからBodyWorkというものに出会いました。
その、私が習っているBodyWorkでもそれを体感することばかりです。
ボディワーク(BodyWork)はごくごく小さな動きから脳を変える学習運動?
この本を読むと何となくわかるかもしれない。
言語化できるほど学べていないのだけど…赤ちゃんが大人になるにつれてどうやって体を動かすのかを学ぶそんなプロセスと似ている。
動きやすく楽に動く動作を赤ちゃんはベッドの上で日々学んで気づいたら親や周りの大人がびっくりするくらい成長する。
誰も教えてくれるわけではないのに。
本能ってすごいですね。
楽なのに苦行??
ボディワークは楽だけど難しい(笑)
「〇〇を動かしてください」「××はどう動いていますか?」そう先生から問いかけられても
一番最初に頭に浮かぶのはたいてい、決まって「????」です。
自分の体なのに、動かしているつもりなのに、ここピンポイントで「〇〇を動かしてください」動かそうとすると全く動かない。
動かすという概念が自分の中に存在しないことに氣づく、そして
むしろ違うところが頑張り始める…。
えっと…ちょっと待ってください!
先生、体が動きません!!(笑)
自分で触ってみても、そこを触っている感覚はあれど、他の場所とは皮膚感と言ったらいいのかな?
感覚が違う。わからない。
自分の身体なのに動かない。
動く動かないよりも、そこの存在自体に気付いていない。
知っているようで知らない自分の身体なのに。
自分の身体だからこそわからない。
全体が見えないから。
それは街も人も同じ気がする。
パンフレット等で見る時はなんだか素敵に思えても実際生活していると全体よりも一部しか見えない。
一部が全部。全部は一部。
人はネガティブなことは敏感に反応するのに、見慣れたことや、最初にみた良いところとかだんだん忘れて、自分の中で風化させてしまう。
北海道いち、魅力的な街
北海道一魅力的な街っていうのは、ランキングで上位に入っていることが多いからも、もちろんありますが。
私がこの街の魅力に気づいたから♪
数年前から私がこうして発信活動を始めた理由の一つに私の住む街が元気がないから。
私もそうだったけど、閉鎖的な空間に長くいすぎると
窮屈さすら忘れてしまう。
ここ近年のウィルスの仕業で他県や他地域に行くのがはばかられるようになって。地元のホテルの活性化と自分の視野を広めたくて何件か泊まりにいてみたりした。
普段なら泊まれないようなホテルが道民割なんて素敵な取り組みで自分にも手が届くかもと思える金額になっていたので、インターネットで憬れていたホテルへ宿泊予約をしました。
もしかしたら、場違いかもしれない…なんて少しの不安を胸にもちながら。
そんな不安を打ち消してくれるホテルスタッフの方々。
当たり前だけど、どんな人にもお客様として接する姿勢は素敵だなって思いました。忙しい時間帯でも丁寧な対応。
私はつい自分に余裕がなくなると、雑な対応をしているなって気づかされる。人と触れ合うことは氣づきを貰うこと。
これは、最近特に私が大切にしていること。
あっけにとられたゆとりの空間
そんな魅力あふれるホテルに泊まって驚いたことがあります。
元々嫌いじゃないけど、重要って思っていなかったお風呂。
私の周りには温泉好きな人がたくさんいます。
わざわざ休日の朝に一番乗りでお気に入りの温泉にいく人もいたり、旅行の時は必ず温泉宿で部屋食!!て決めている人も。
人それぞれ好みはあれど、みんな温泉が大好き ですね♪
HSPと感覚過敏と神経症的傾向が高めな私
私も嫌いじゃないけれど、すぐのぼせちゃうし、何せ人見知りというか
メンタルが弱かった私は、あの人の多い空間でいるのが苦手って部分もありました。
自分が周りを気にしすぎているから。
ゆっくりくつろげない。
もちろん、周りを気にするっていうのとは別に、なれない場所にいるのが苦手だっていうのもあります。
HSP(繊細さん)だから。いろんなものに反応してしまって、くつろげないんですよ。
周りからみられるのが…っていう自意識過剰というのとちょっと違った部分もあったりして、「へー。みんな好きなんだねー」って思っていることが多かった。
自分で努力したり、工夫したり、いろんなことに自分なりに挑戦してきて
怖い!不安!どうしよう!よりも出来事を楽しめるように長い年月をかけてなりました。
それらがあったからっていうのもありますが、普通にその施設がよかった。
温泉の質はわかりませんが、あったかい湯につかりながら眺める景色が贅沢そのものでした。
普段なら一度に見ることができない景色をみながら、体が心からあったまっていく時間は贅沢そのものでした。
こんなに素敵な街だったんだ。
そりゃー北海道で魅力的な街にランキングするよね!!
当たり前に思っていた視点が思考が、変わった瞬間でした。
目の前の楽しい出来事や、魅力を見失わせているのは
本当、自分自身なんだなって気づかされた。
近くにある当たり前の幸せを伝えたい
私に出来る私の魅力。
当たり前の喜びを日々伝えてこれからも、生きたいです。
あなたの魅力も私には届いていますよ♪
最後までお読みいただきありがとうございます。
近くにいるからこそ、見落としがちな魅力。
大事にしたいですね。