老化現象を止める方法
時折同窓会等の久しぶりに会う人の会合に出席しますと
同じ年齢であるが妙に老けてしまっている人。いつまでも若く見える人など
年齢を重ねるにつれ、二極化しているのが観えるものだ。
どうしてあんなにいつまでも若々しいのだろう?と若々しい友人を観察してみますと、いくつか思い当たる節があります。
「常に新鮮な気持ちでいる」ことが老化現象を防ぐ最大の方法だと
いわれていますが
この新鮮な気持ちでいるために、
日本人脳にあった方法でどんなことをすればいいのでしょうか。
一、自然現象を観察してみる
自然の営みは人の心を刺激するものです。例えば花が咲き実がなるという経過を当たり前だと思う前によく日々よく観察してみましょう。今まで気がつかなかったことがまだまだたくさんこの過程にあるようです。自然の営みはわたしたちの思考力を高め、新たな発見などにより精神的にフレッシュなムードを作り出して、目が輝やいていきます。
二、創作力を使ってものづくりをする
道具が何もなくてもすぐに作り出すことができるものといえば
俳句や和歌があります。
巷では俳句や和歌が認知症予防に効くといわれていますが、どうしてでしょうか。
俳句を作る時は、右脳で景色や光景を想像しつつ、左脳で五・七・五の語数を合わせるため、左右バランスよく脳が活性化しています。
また創作した俳句を一息で何回も発声して読みますと
呼吸筋力のトレーニングになるので声帯筋肉も鍛えられます。
呼吸筋力が強くなると、肺に空気がたくさん入って
さらに脳の働きもよくなるといわれているので、
脳のためにも「作ったものを読み上げる」までやりたいものです。
また絵を描くことも感覚を鋭敏に磨くことに繋がります。
絵を描くにはよく観察して、自分の手が観察した通りに動かないと書けません。
目で見た通り、思った通りに自分の体を動かし使えるようになるには
案外難しいものであります。
先ずは絵が上手い下手は問わずに目の前のものを写生のがいいといわれています。
完成した時の感激というのは自分だけのものですし、その感情が若返る力ともなります。
三、誰かと対話をする
いくらひとりでいることが好きな人であっても
ひたすらにひとりでいると孤独感になり、寂しくなるものです。
過去へ思いが深まってきますと次第に気力が弱まります。
こんな時は仲のいい友達と話をすることがいいものです。
日常あること、これからやりたいことなどをつらつらと話してみましょう。
ただし「愚痴」はよくありません。愚痴の内容は過去の出来事でありますから
それを聞いている人も疲れるもので嬉しくありません。
前向きな話をすることでお互い刺激となりますし、気分はフレッシュになります。
これらの三つを守っているといつまでも若々しく
いつまでも新鮮な気分でいられるので
容姿や顔つき等に表れてきます。
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