Webライター未経験でも1週間で受注できた理由
7月にライター業を始めてから、半年が経ちました。現在までに執筆した記事は31本。かなり少ない本数だと思いますが、双極性障害を持つ私にしては、まあまあ頑張った方ではないかと思っています。
そんな体調にムラがある私ですが、ライターとして良いスタートを切るため、さまざまな工夫をしてきました。このおかげで、ライターを始めてから1週間で受注でき、その後も応募した案件はほぼ確実に獲得できています。
今回は、ライター未経験でも1週間で受注できた理由を6つご紹介します。これからライターを目指す方や、同じ双極性障害を持つ方の参考になれば、大変嬉しく思います。
ライターを始める前
私は双極性障害により前職を休職しており、その間に「もう会社員は無理だから自分のペースで仕事ができるライターになろう」と決意しました。できるだけ収入ゼロの期間を短くすべく、実践していたことが3つあります。
①ライターの仕事について調べまくった
まずライターの仕事内容を詳しく知るため、ネットで「ライター なり方」で検索し、出てきたブログを片っ端から読み漁りました。そこで出会ったライターやブロガーのYouTubeも視聴し、本も購入してライターの実態を調べ尽くしました。
このおかげで、仕事をする上での心構えや失敗談、受注テクニックなどを学ぶことができ、自分がライターになった時のイメージを掴めたと思います。
以下、参考になった書籍やブログを記載します。
②実績を作った
仕事を始めるにあたって「実績がないと受注は難しいらしい」と知り、休職中で暇というのもあって、通信講座を受講しました。いろいろと比較した中で選んだのがHayakawaの『Webライター養成講座』です。
SHElikesやたのまな、ユーキャンなども見ましたが、Hayakawaは
① 現役ライターからの添削指導が受けられる
② 回数無制限で質問できる
③ マンツーマン指導
④ オンライン完結型で体への負担が少ない
⑤ 卒業制作として実際に仕事を受注できる
これら5つのサポートが私の希望に叶っており、なかでも⑤が大きな決め手となりました。
⑤の卒業制作は「実際に仕事を受注できるから仕事の流れを掴める」「執筆した記事は署名入りで掲載される」「実績としてポートフォリオに使える」という3つのメリットがあります。全くの初心者でも実績を持てるのが自分にピッタリで、このおかげでライター業を始めるのに良いスタートが切れたと思っています。
熱く語ってきましたが、あくまで私の場合であって特に宣伝ではないので、ひとつの選択肢として見ていただけると幸いです。
③ブログを書いた
ライター講座の先生から「ブログがポートフォリオになるから書いた方が良いよ」と言われ、もうひとつnoteを作ってちょこちょこ更新していました。この時もらったアドバイスは「自分の書く力を示せる記事を書くこと」「雑記ブログより特化ブログ」の2つ。
ライター講座を始めたのが2月で、ブログを始めたのが3月。最低でも5本は書こうと言われていたので、頑張って15本書きました。
このおかげで、noteに設定していた仕事依頼ページからスカウトが来たんです。こんなこともあるんだなぁと、驚いた出来事でした。もう先生と連絡は取れないのですが、直接会ってお礼を言いたい位感謝しています。ありがとう、先生…。
ライターを始めた後
「初心者はクラウドソーシングで少しずつ実績を積むと良い」と知り、最初にクラウドワークスに登録しました。
ランサーズやサグーワークスなど、複数登録するのが一般的らしいのですが、私の場合は一気に躁転して混乱するだろうなぁと思ったので、まずはクラウドワークスだけ登録しました。
ですので、ここからはクラウドワークスでの受注法についてがメインとなります。
①プロフィールを工夫した
1番悩んだのが自己PR。何をどの順番で書けば良いかさっぱり分からず、とりあえずネットで見つけたテンプレートを丸写ししていました。しばらくして、サイト内をいろいろ眺めていたところ、他のワーカーを検索できることが発覚。他者のプロフィールの美しさたるや!自分のプロフィールのカス具合に愕然とし、すぐさま修正しました。
他のワーカーは、クラウドワークスPC版サイトの最下部にある「クラウドワーカーを検索」というタブから検索できます。
大量のプロフィールを一つひとつ確認するのは大変すぎるので、ワーカーをライターに絞り、魅力的なプロフィールを参考にしていきました。自分の経歴や実績、ライター歴などは人それぞれなので「何書いたらええか分からん」部分は今のところ省いています。ただ、最低限必要なのは以下の4つ。
① 経歴
② 実績
③ 可能業務
④ 得意ジャンル
この他、文字単価や稼働時間、保有資格などの情報も記載すると親切ですが、私のプロフィールは以下の通りになりました。
① 現在担当中の主なお仕事
② 得意ジャンル
③ 実績
④ 経歴
⑤ 可能業務
⑥ 使用ツール
⑦ 稼働時間
⑧ SNS
他者の魅力的な部分と、自分が書ける範囲が重なるところに絞ったのが上記8つです。⑧のSNS欄に、noteのアカウントを載せました。
プロフィール欄は一番自分をアピールできる場所なので、とびきり素敵な文章を納得いくまで考えてみましょう。私は今も定期的に更新し、チャンスが増えるよう模索中です。
②自分が書けそうな案件にのみ応募した
実績があるとはいえ、それは通信講座で手取り足取り教えてもらったもの。調子に乗って躁転・鬱転しては困るので、自分が書けそうなジャンル・文字数・記事数に絞って応募していました。
ただ、情報収集する中で「文字単価0.5円以下は地雷」とも聞いていたので、そこは譲らず、0.5円以上で検索をかけていました。
私が応募したのは、恋愛やカフェ紹介などのジャンル。これなら調べものも簡単そうだし、自分の経験や知識が活かせそう。そういう経緯で、初めて受注した案件は男性向け恋愛メディアでの恋愛ブログでした。先方はライティングの知識よりも「女性のリアルな気持ち」を重視していたので、そこも初心者の私にとっては安心材料になったと感じています。
この経験から、最初は書けそうなジャンル、文字数、記事数、初心者OKなものに絞って応募するのをおすすめします。
③提案文を整えた【実例あり】
最初に初心者がつまずくのが、案件の提案文。どうやら初心者は30〜50件応募してやっと2〜3件通るレベルだと聞いていたので、事前にネットで調べて、魅力的な提案文はどのようなものか勉強しました。ネットの情報によると、書くべきことは以下の6つ。
① 挨拶
② 自己紹介
③ 質問への回答
④ 自己PR
⑤ (あれば)質問
⑥ 締めの挨拶
提案文の書き方について調べていると、いくつかの要注意事項も分かってきました。特に注意すべき点は以下3つ。
① 誤字脱字
② 質問に答えていない
③ 募集内容に合っていない
どうやら、大量の応募者がいる人気案件でも、ほとんどの人は上記3つのような理由で落とされているようです。(もちろんちゃんとした人もいますが)
そんな中、私が勉強して初めて作った提案文は、このような仕上がりになりました。
本当に必要最低限、先方からの質問に答えただけですが「私の経験が募集内容に合っていた」「文章がまともだった」という点で採用されました。この後、少しずつ実績が増え、提案文もブラッシュアップしていき、直近応募した別の男性向け恋愛メディアでの提案文がこちらです。
ちょっとだけ実績が詳細になり、丁寧さも少し増したかなと思っています。ポイントは「指示に従うこと」。誤字脱字のチェックはもちろんですが、「この文章をコピーして回答してください」の記載があればちゃんとコピーする、質問にちゃんと答える、まともな文章を書く、の3つが最低限できていればOKです。
今後さらにレベルの高い仕事にチャレンジするためにも、実績を積んで提案文も磨きをかけていこうと思っています。
まとめ
今回は、ライター未経験でも1週間で受注できた理由を6つご紹介しました。まだまだ足りない部分もありますが、双極性障害を持ちながらでも、工夫次第で上手くできるもんだなと実感しています。
ライターを始めてもう半年、まだ半年。体力・精神力をすり減らすことなく、上手くライターとして生きる方法をこれからも模索していきます。
この他、もっとこうした方が良いよといったアドバイスなどあれば、ぜひご教示お願いいたします。ライター初心者の方や、同じ双極性障害を持つ方、一緒に頑張っていきましょう。
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