「認定調査」なにするの?
こんにちは!
現役介護福祉士で、車いすアクセサリー専門店「22」のショップオーナーをしております、ゆうなと申します。
介護保険の申請、介護度については分かりましたでしょうか?
今回は認定調査について詳しく説明します。
介護保険の申請をすると
市区町村の職員
または市区町村から委託された認定調査員が
自宅などに本人の心身状態を実際に見に来ます。
認定調査では
申請者の心身状態や、日常生活、家族や住まいの環境などについて聞き取りをします。
調査内容は全国共通の基本調査74項目です。
ネットでシュミレーションもできるので、だいたいどのくらいの介護度が出るのか予め予測しておくといいでしょう。
基本調査は、認定調査票をもとに行われ、「基本調査」の部分と「特記事項」に分かれます。
基本調査の調査項目は、
「身体機能・起居動作」
「生活機能」
「認知機能」
「精神・行動障害」
「社会生活への適応」
「特別な医療」
「日常生活自立度」
からなる74項目で構成されています。
聞き取りだけではなく、
実際に本人に立ち上がってもらったり
歩いてもらったり身体状態の確認もします。
この時にあるあるなのが、
皆さんなぜか認定調査員の前では張り切っちゃうんですよね~。
普段「できない、立てない」なんて言ってる方もなぜかスっと立ち上がったり…。
美人の認定調査員さんが来るとおじいちゃん頑張っちゃったり…。笑
「え!?普段できないのになんで?!」
「いやいや、介護度低く出ちゃったら嫌だよ…」
って思う家族さんも多いと思いますが、
そこは後から認定調査員にお話すれば大丈夫。
「特記事項」に記入してくださいます。
本当にあるあるなので、
認定調査員はよーく分かっています。笑
それからよく聞かれるのは「頻度」です。
「物を盗られたと怒ることがあるんです」
「昼夜逆転して困ることがあるんです」
と伝えた時に
「それはどれくらいの頻度ですか?」
と必ず聞かれます。
毎日なのか?
2~3週間に1回ほどなのか?
月に1回ほどなのか?
いざ聞かれた時に答えられるように
日頃からメモをしておくと安心です。
最後に
認定調査は排泄、入浴、食事などに
困難なことがある・手がかかると
介護度は重くでます。
ポイントを知っておくと
いざ認定調査を行う際に安心して臨むことができるでしょう。
シュミレーションも試してみてくださいね。
では今回はこの辺りで。
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