エアロビクスの機能的価値・情緒的価値
こんにちは。フィットネスクラブ社員&フィットネスインストラクターの櫻井謙生です。
さて、今回はエアロビクスの機能的価値・情緒的価値をテーマにお話ししていこうかなと思います。
①機能的価値
②情緒的価値
商品・サービスを売るうえで、上記の価値を明確にすることが大切です。
では、ぼくたちフィットネスインストラクターが提供する『グループレッスン』にはどんな価値が考えられるでしょうか?
例としてエアロビクスのレッスンで考えていきます。
①機能的価値
⇒体力が向上する、認知症予防になる、脂肪燃焼効果がある・・・などの身体的な価値が考えられます。
②情緒的価値
⇒レッスンの時間は嫌なことを忘れられる、動作スキルが上達する達成感、汗がかけてスッキリする・・・などの精神的(感情)な価値が考えられます。
どの商品・サービスでもそうですが、昨今、モノやサービスが溢れ、機能的価値で差別化することが難しくなっています。
「機能的価値が世界で2番目以下の商品・サービスは不要である」そんな時代です。
※世界で2番目によく切れるハサミは不要で、世界で1番切れるハサミだけでいいですよね。(もちろん値段等も考えなければいけませんが…)
ぼくたちのグループレッスンも同じことが考えられます。
年々、インストラクターは増え、同じカテゴリーのレッスンを担当しているインストラクターが同クラブ内にも何人もいたりします。
では、どこで差をつけるのか?
それは・・・
『情緒的価値を高める』
これしかありません。
エアロビクスの機能的価値を高めることは限界があり、レッスンの難易度・強度レベルが高くなればなるほど、参加できるお客様の人数は減ってくと思います。
だからこそ、
『○○さんのレッスンじゃなきゃダメ!』
と思ってもらえる情緒的価値を高めることが重要になります。
さいごに言いたいのは・・・
コリオ(動作の組み合わせ)だけにこだわっているようでは、長続きしません。終わりはすぐやってきます。
自分だけの情緒的価値を理解し、強みを高めることに一生懸命になりましょう。