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【詩】 無題 2024年2月16日作

彼らの目が、
私をみた。

心の目が、彼らに訴えかけて、
やめた。

彼らは私をおいて
扉の向こうへと駆けていった。
彼らの急ぐ先には破滅しか待っていないことも知らずに。

私は扉を閉め、
鍵を掛けた。
あの穢れた笑い声が聞こえることはもうない。
私は彼らとは反対の方角へと歩き出す。
確かな足どりで、未踏の地へと歩を進めていく。

茂みを分けて踏み入る山。
光は遠いが、
そこに溢れているのだから。

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感傷家
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