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介護士は、自分が映る仕事。~凛として働く派遣介護士~みよしさんインタビュー後編【転職】

こんにちは、今日も読んでくださりありがとうございます。

前回に引き続き、WeNeedを通じて派遣の介護士に転職したみよしさんのインタビュー、後編をどうぞ!

前編はこちら↓


ご自身の介護への思いを形にすべく、様々な経験をされたみよしさん。
やっと辿り着いた理想の職場を、ご主人の転勤で離れることになってしまいました。

後半は、その後始まるWeNeedとのキャリアカウンセリングについて、そして、派遣として働くことについて。
最後に、介護士という仕事の魅力について語っていただきました。
(話を聞いた人:松原)

みよしさんの基本情報


介護職に戻るか悩む中始まった、WeNeedとの転職相談

ーもともと佐々木とはお知り合いだったと伺っています。佐々木の転職相談はいかがでしたか?

以前から佐々木さんのことは知っていたので、最初から信頼感を持って相談することができました。
上辺だけの条件ではなく、話していくうちに自分が本当に持っている不安も聞き出してくれる感じで。
いわゆる転職エージェントとの会話だったら聞けないようなことも質問したりして、安心感を持って対話することができました。

派遣社員として介護職を再スタート


WeNeedの転職相談を経て派遣社員になったみよしさん。当初は派遣社員に対して、”その場限りの人”という先入観もあったそうです。

ーそんな先入観がありながら、派遣の仕事を選んだのはどうしてなのでしょうか?

状況的に、正社員になることは難しいけれど、やはり介護の仕事をもう一度したい、という思いがどこかにあって。
それを佐々木さんとの対話で素直に言わせてもらえたんですね。
彼女と話す中で、自然と派遣が選択肢の一つとして出てきたので、やってみるかという気になりました。

実際にやってみると、自分の持っていたイメージとは全然違っていて…。
時代が変わったからなのか、地方ではなく東京だからなのか。
派遣社員にもそれなりに責任のある仕事を任されることはカルチャーショックでもありました。


ー現在、みよしさんは介護施設のフロア担当として、日替わりで来るアルバイトの人たちと働いています。
最初についたフロアには想像よりもたくさんの利用者を1人で見る、という大変な環境だったとか。それでも今も続けられている理由を教えていただけますか?

いろんなジレンマがありました。
利用者さんについての引継ぎも不十分な中、アルバイトにどう動いてもらうのか。でもやらなきゃいけない。
社員は最小限しか配置されていなくて、質問もしにくい。

そんなとき、更新のタイミングで佐々木さんにゆっくり話を聞いてもらって、自分の中で整理がついたんです。
「自分で解決すること」と「会社に対応してもらうこと」と分けて考える必要があるなと。
そして明らかに会社に問題がある点は、佐々木さんのほうから会社のほうにしっかりと提案してもらいました。

以前同じ職場の派遣の人で、1日だけきて辞めた人がいたんです。その人は、使っていた派遣会社とも音信不通になったみたいでした。そういう話を聞くと、良い派遣会社とお付き合いできるかも、運のようなところがあるのかなと思いました。

ーその点で、WeNeedに転職相談されてみていかがでしたか?

やはり困ったときに相談させてもらえるのはありがたいと思います。
相談したあとに、職場でも、その自分の困りごとについて話せる機会を作ってもらえました。
ああ、ちゃんと佐々木さんが掛け合ってくれたんだな、と安心感を持って働くことができています。

働き方は変わっても変わらない、介護への想い

ーありがとうございます。
これまで正社員としての職歴が長かったみよしさんですが、派遣として働いてみて、心境の変化はありますか?
また、派遣として働いてよかったこともあれば教えてください。

正社員のときは、組織を良くしよう、介護技術を向上しよう、と、言ってみれば日本の介護を担っていく気概を持って働いていました。

でも今はそれを一旦横に置いて、目の前の利用者さんに今日何ができるか、というところに照準を当てることで、仕事に向き合うことができています。

やはり社員じゃない分、組織を変えないと、と過度に思う必要がない。役割としてそこまでは難しい。
その点は気が楽だなと思います。
たとえ組織に違和感はあっても、今目の前の仕事に注力できるのは、派遣の良さだと思います。

アルバイトの人の中には、週5日働いている人もいるんです。
そんなに続けられるくらい介護の仕事が嫌じゃないなら、責任も少ない派遣としてまずは始めてみたらいいのに、と思いますよ。

ー立場の変化に伴い、仕事への向き合い方をポジティブに変えることができるのは素晴らしいですね。

そうですね、でも、介護業界全体をよくしたいという気持ちもちろんまだあります。
ただ、やはり今は立場が違うので、別の切り口から自分ができることをやっています。

大変な仕事ではあるけれど、やっぱり介護の仕事が好きでやっている。
その好き、という気持ちを自分が持って働くことで、周りにいい影響を与えられるんじゃないかって思っています。
利用者さんは変わり者も多くて、大変なときもある。でも人間だもの、と思って逆に面白がっちゃう。

そんな姿を一緒に働いているアルバイトの人たちにも見せながら、介護の仕事を嫌々やる空気が少しでも薄まったらいいな、明日も頑張ろうって思ってもらえたらいいな、と。
現場から介護の楽しさを発信していきたいです。

介護職歴20年以上のみよしさんに聞く、介護職の魅力とは?

ーお話を聞いていて、介護の仕事が心からお好きなんだな、と伝わってきました。ずばり、介護職の魅力ってなんなんでしょうか?

今の自分の感情がすべて映し出される感じ、でしょうか。
自分の関わり方一つで、相手の反応が変わってくる。
以前、認知症の方のグループホームで働いていたとき、他の職員が担当するときはいつも入浴を拒否してくる方がいました。

そんな人でも、わたしが落ち着いて向き合えば、入浴を拒否されることはほとんどありませんでした。
認知症であっても、5分しっかり目を見て話しを聞いたら落ち着いてくれる。もしそこでその人に怒られても逃げずに向き合うことが大事なんです。

逆に、自分の気持ちが乗らず整っていないときには、思わぬところでうまくいかなくなることもありますね。

昔は単純に人の役に立てることが嬉しかったんですけど、今は自分がやったことがすべて跳ね返ってくる、というところにやりがいを感じます。

ーありがとうございました!


介護の仕事が好きだから、与えられた場所で最大限できることをして、周りの人を巻き込んでいく。
その姿は職種を問わず、全ての働く人への、人生を楽しくするヒントになるのではないでしょうか。


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