崩れた姿勢の治し方
火曜日は、「カイロ学生時代に書き留めていたメモ」「臨床から得た経験」と、そこからの気づきを、セラピストに向けて有料配信(500円/月)しています。
今回は、「崩れた姿勢の治し方」について、シェアします。
いつもより少し濃厚な内容になっていますので、何回も読み返し自分のものにしていただければと思います。
さて突然ですが、みなさんは「A・B」どちらが歪んでいる姿勢か分かりますか?⇩
同じ画像に垂線を入れてみました⇩。
じつはココからも分かる通り、どちらも歪んでいます。
ちょっと意地悪な質問でしたが、この2つの画像が「どちらも歪んでいる」と気づかなかった先生は、「A・Bの治し方が違う」ことさえも気づいていないのではないでしょうか?
今回は、姿勢を治す上でどこに着目すれば良いのかをシェアします。
なぜ「Bが歪んでいる」と判断してしまったか
おそらく、先程A・Bともに歪んでいると判断できなかった先生は、
・顔の位置
・体の傾き
・比較対象との違い
・一方は歪んでいないという先入観
などから判断されたんだと思います。
しかし、予測とは違う結果でした。
これって臨床では、とてもまずい事だと思いませんか?
厳しい言い方ですが、「歪んでいるか/歪んでいないか」を先生自身が本当は区別がついていないんです。
でも安心して下さい。
今回の内容を理解いただければ、見極められるようになるはずです。
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