
常に体温が一定になる下着(抗菌・防臭・防汚機能つき)
毎週月曜日は、買ってよかった商品を紹介しています。
今回は、寒がりの人、暑がりの人必見の「機能性下着」です。
登山用の機能性下着が優秀すぎた
今回ご紹介するのは、国産アウトドアブランド「FineTrack」のドライレイヤーという機能性下着です。
ドライレイヤーは、
・登山中に汗をかいても、サラサラ状態を維持したり
・上がりすぎた体温を下げたり
・休憩中におこる汗冷えから体を守る
ことを目的とした下着です。
過酷な環境下での使用を想定して作られたものを、日常生活で使用したらどうなるか?
その答えは、【つねに快適】以外ありません。
真夏の炎天下から屋内に入った時のブルッ!と感じる汗冷え、エアコンがかかったオフィス中で感じる冷えから開放されます。
また、抗菌・防臭機能もあるので、嫌な汗臭が気になりにくくなるんです。
とはいえ、僕が買ったドライレイヤーベーシックTで4,950円と、ややお値段が張ります。
いくら良い商品でも、「高すぎる!」と思われる方も少なくないと思いますので、実際に使ってみた感想をお伝えしたいと思います。
着てみた感想
まずは着た瞬間ですが、ヒートテックよりやや暖かく感じました。
その上に、吸汗素材の服、フリース、ソフトシェルを着て、約6kgのザックを担いで、約15時間活動してみました。(移動、食事中はザックなし)
ソフトシェルとは、防風性や防水性を備えながら、透湿性に優れ、汗や湿気を外に逃がすことができるアウターです。
その日は、日中12℃くらいでしたので、活動中は汗ばむことが何度もあったのですが、都度すぐに肌がサラサラになり、汗冷えを感じることは一度もありませんでした。
帰宅してドライレイヤーの匂いを嗅いでも、汗臭をほとんど感じることがなく、感動しました。
1つ残念だった点は、サイズです。
僕は身長177cm、体重68kg、チェスト96cm、ウェスト82cm、アーム径29cmなので、サイズ表からLを購入したのですが、やや大きく、ピタッと着ることができませんでした。
メーカに問い合わせしたところ、L・Mでは身幅3cm、着丈2cmの差しかないとのことでした。
機能特性から、密着するほうがより効果を発揮できるので、次回はMを購入する予定です。
汗対策が必要な理由
汗で衣類は濡れる。だからこそ対策は必要!
みなさんは、一日どれくらいの水分を摂取しますか?
健康に良いとされる基準は2L/日ですが、その一部は体温調整のために皮ふから不感蒸泄されます。

汗は衣類に付着し、その後乾きますが、速乾性のウェアでも完全に乾くには約70分かかるそうです。
何も対策をしていなければ、その間に汗冷えが起こったり、汗臭の原因が増殖してしまいます。
風で体温は奪われる
日常で体温が奪われる原因は、主に風だと思います。

自然の風はもちろん、扇風機やエアコンなど、風に当たらない人は殆どいません。
これから徐々に、屋内外での気温差が大きくなるので、しっかりとした対策が必要になります。
サラサラをキープすると冷えすぎない


人は体温調整のために汗をかきます。
脚が冷えるという方の中に、蒸れるほど対策をしている方がいますが、体は熱いと感じたら汗をかくため、そこに風が当たり、余計に冷えるという悪循環に陥っている方がいます。
ドライレイヤーには、インナーソックスもあるので、脚がサラサラ状態をキプできれば冷えないという発想で活用するのも良い方法だと思います。
ドライレイヤーを着ていると、なぜ汗冷えしないのか?(動画)
実験映像が、2分57秒から見ることができるので、実際にどのような感じで作用しているのか気になる方は観てみてください。
僕はこの実験で購入を決断しました。
ビックリしますよ。
「撥水・疎水・吸汗」のちがい
類似商品に「疎水・吸汗」素材のものがありますが、何が違うのか分かりにくくないですか?
コレについても、先程の動画内で説明がありますが、まとめて表にしました⇩ので参考にしてみてください。
<メリット・デメリット>
疎水
・水に馴染みにくい素材
・皮脂、脂に弱い
・臭い、黄ばみが付きやすい
吸汗
・汗を吸うので濡れる
撥水
・水を弾く
・気化冷却が起きにくい
特徴をうまく利用する

撥水素材は水を弾きますが、吸着するものが近くにないと効果を十分に発揮することができません。

「撥水素材+吸汗素材」の2枚重ねにすると、サラサラ状態が続き、放熱・保温が自動で行われ、一定の体温を保ち続けることができます。
ドライレイヤーは、薄いので着ぶくれの心配はなく、着ることで暑いと感じることもないので、寒がり・暑がりの方にはおすすめできる一着だと思います。
ポイントは「肌との密着」なので、できるだけジャストサイズを選んでください。素材に伸縮性はあります。
それではまた