治療家の心得16【患者を囲うと落ちぶれる】
治療院には、少しの通院回数で患者さんが次々と卒業していく店と、通院回数の割に改善が見られない店があります。
一般の人からすると、先生の良し悪しや、症状の重症度の違いということで納得するかもしれませんが、業界人からすると前者は「治療系」、後者は「囲い込みの悪徳系」に映っています。
そして、このような店のバックヤードには、通わせた回数を競っているグラフがあるという話もよく聞きます。
しかし、治療家を志した方でしたら、一度は「患者に触れただけで治す」ようなゴッドハンドを想像したことがあるとおり、治療系の理想は「いかに少数回で治すか」「いかに最短時間で治すか」です。
いたずらに回数を増やして喜ぶなど笑止千万!
と言いたいところですが、囲い込みの一番の目的は売上であると推測できることから、景気次第では自己をコントロールするのが難しい人のほうが多いのが現実だと思います。
あらかじめ道を踏み外しそうなときのために、自他に厳しい仲間がいる環境を手に入れておくのが得策です。
ストイックな人は、あなたが救済を求めたら必ず助けてくれるはずです。
もしすでに道を踏み外しているけど、治療家としてのプライドを取り戻したいという方がいたら、ぜひ僕のnoteを読み続けてみてください。
時には腹が立つようなことも言いますが、今回のように遠慮なく正論でズバズバと切り込んでいくので、1つでもハッ!と感じる機会に身をおいていただければと思います。
それではまた
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