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ヘルシーな雰囲気を出す甘い罠

こんなに身近な存在なのに…

砂糖については憶測も多いし、どこまで信じればいいのか分からない…。人間関係がそうであるように、自分と密接に関わるモノやコトを掘り下げると、今まで以上の良い関係が築けます。正しく理解すると、どのように関わるのが自分にとって理想的なのかきっと見えてくる!


謎の低脂肪ブーム

米国ではアイゼンハワー大統領が心臓発作で倒れた事をきっかけに心臓病に対する関心が高まりました。原因は脂肪もしくは砂糖のようで、専門家たちの約20年にも渡る論争の結果、脂肪は悪者とされ、砂糖は無罪放免に。これが低脂肪ブームのきっかけです。食品業界が健康食(と言われる)脂肪削減食品を売るために、カロリーや風味の物足りなさの穴埋めとして使ったのは、他でもない「砂糖」です。こうして私たちの砂糖漬けライフは一気に加速してしまったのですね。


1日スプーン40杯、余裕です!

一般的な4人家族が1週間で消費する平均的な砂糖の量はまさかの6kg!わたしたちは甘いお菓子を食べなくても、普段の食事から1日スプーン40杯分もの砂糖を摂取している事になり、これは人類史上あり得ない状況だとか。砂糖は一般的な食品にも含まれているため、砂糖を含む食品をスーパーから取り除くと、約80%の食品が棚から消えてしまいます。健康的な雰囲気を出している食品たちに惑わされないためにも購入時には食品ラベルをチェックする習慣をつけると、意識と知識が少しずつ引き上がりそう!



ヘルシーな雰囲気を出す…朝食の甘い罠

朝食だけでスプーン20杯もの砂糖を摂っていたなんて!
これを見ると1日スプーン40杯なんて朝メシ前…(それは困りますぅ!)

健康問題の全てが砂糖ではありません。忘れてはならないのは糖分は体にとって大切なエネルギー源だという事。だからと言って朝からスプーン20杯の砂糖と共に生きる覚悟を決めなければならないわけではありません。砂糖についてもう少し知る事でもっと安心快適な食の選択ができるようになる、と言っても決して過言ではありません。

次回は砂糖の種類(ファミリー)について分かりやすく紹介します!

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