【コンロ使わないもん】即席カレーマサラをホットクックで
いつも定点観測に使っているTSUTAYAで、偶然見つけたのがこの本。
インドカレー大好き!なので併設されているスタバで、カプチーノ飲みながらガン読みしちゃったよ。腹の底にめっちゃ力を入れて踏ん張りながら記憶術を発動させて脳内に叩き込もうとトライしたが、無理ゲーやったわ。
覚えられるわけが、ない。
子供の頃にはフォトメモリーがあったような気がするのよね。テストの時には、「あのページのあの辺りに書いてあったな」と思いつつ記憶を辿ると、そのページの解像度がぐんぐんとあがり、文章すべてが細かく読めて、それで全部答えられた記憶があるのよ。中学生の頃にはその能力がなくなってしまって、なんでなのかなと大人になってから考えたら、
そもそも、教科書開いてなかった........orz
見てもいないものを覚えられるわけがない、という話で。そういう能力はその頃には完全に消失。ということで、インドカレーの本も、覚えられませんでしたー。
なので、ここは素直に購入。リスペクトすべき方にはストレートに課金である。TSUTAYAじゃなくて、アマゾンのKindleで(汗)。毎度毎度、TSUTAYAの皆さん、すんませんです。だってデジタル本の方が出先でもすぐに読めて検索かけられていいのよね。
ところで、インド料理系のレシピ本を購入するのは、実に二十年ぶりくらいよ。
元々持っていて、今でも手放さずに大事に持っていて、私の中で殿堂入りのカレーレシピ本はこれ。もう絶版になってるみたいだけど、中古だとめちゃ安いよ。
うちの子供たちは、私がインド料理好きのために小さい頃からこのレシピのカレーをずっと食べていた。もちろん各種スパイスを全部そろえていたもんね。このレシピ集の中でもほうれん草のカレーは、野菜キライのはずの子供たちも何の疑問も持たずにバクバク食べていたので、かなり頻繁に作っていたよ。
が。
夕食の準備が面倒だなと思ってパラパラと検索をかけていて偶然見つけたレシピを基に超簡単インド風カレーを作ってみたところ、そちらの方が子供ウケが良く(汗)、それ以来、スパイスを揃えることを辞めた。アホみたいやんw
ちなみに私は、S&Bの赤缶(大缶)を冷蔵庫に常備していたので、それを使っていた。これまじスグレモノ。
このカレー粉は、海外在住時も一時帰国時のお買い物リストに必ず入れていた。日本人にはこのカレー粉がパーフェクトブレンドだとマジで思うで。
でも、TSUTAYAで読んで(アマゾンで買った)この本は、
簡単に短時間でインドカレーを作るための本
であり、めちゃくちゃ感銘を受けた。
要するにマサラと呼ばれるベースを作り(これは冷凍可)、それに具材を加えることで、様々なインド料理をサクッとつくるためのレシピ集であった。
そりゃ、本格的に時間をかければどんなものでもきっと作れるよね。でも時間をかければ、それに比例して美味しさが倍増するかというと、そうではないのは経験則で知っている。料理の美味しさには、ツボみたいなものがあって、そこを外れずに押さえておけば軽く合格点を超える、みたいな部分あるよね。
っちゅうことでやってみました。
インスタントカレーを、さらに手間かけずに、そう。ホットクックさんにやらせておきましたー。詳細はこの本を見てね。
1、本にかかれている2人用の分量から、トマト缶1缶を使い切れるような分量を計算。
2、粗みじん切りにした玉ねぎ、にんにく(チューブ)、しょうが(チューブ)、オリーブオイル、塩をホットクックに入れて、20分炒める。
本文では、炒める時間は5分程度なのだが、分量が多いので時間を長めに設定。
3、カレー粉、トマト缶を入れて混ぜ、フタを開けて煮詰めるモードで5分加熱。
カレー粉は、本の中で基本のミックススパイスの黄金比率が出ていたよ。これだけでも買う価値アリかも。とは言え、私はアマゾンで買ったカレー粉を使った。
これでマサラくん出来上がり。私は3分の1をジップロック袋に移したものを2個作成した。このまま冷凍する予定。
残った3分の1は、今晩のメニューのサバ缶カレーにそのまま移行。
4、マサラの入ったホットクックにサバ缶を汁ごと入れて、水も追加し、S &B赤缶のカレー粉を少し追加して、煮込む(混ぜない)モードで5分ほど加熱。
5、ライスやナンと一緒にサーブ。
我が家はジャスミンライスとナンと一緒に食べてみたけど、美味しかった!!!ウソみたいに簡単にできたがな。サバの形を残したかったので「混ぜない」モードで煮込んでみたけど、カナメ(夫)曰く「これ、サバ崩して煮込んでくれても良かったけど」とのコト。特にお子様向けには、サバの形が残らないくらい潰して混ぜきった方がいいかも。
私はこのカレー粉が美味しくて満足なので、ミックススパイスは自分では作らないかな。大瓶を買ったからまだまだ残ってるしね。
さて。
このレシピがめちゃくちゃ簡単で作りやすいのは、「あらかじめマサラを作っておいているから」ではないのよね、実は。基本のマサラを2人分作るための時間はなんと8分。炒める時間がめちゃ短い。
「インド料理は玉ねぎを長時間炒めなければ」という既成概念を根本から覆す、目からウロコのプロセスなのである。それでもキッチリ美味しい。
そして、その工程をすべてホットクックさんにお願いすれば、更に楽チンなのであーる。
ホットクックさん、最新のものは「内鍋がフッ素加工&蒸しトレイ付き」なので、新しいもの買った方がいいと思う!私も内鍋だけ買い直そうかなと思っているところだよん。