【ガーデニング】スペアミントとタイムで入浴剤をつくる
タイムがバッチリと乾燥できたので、これを使ってハーブバスなんぞにしてみたらどうだろうと思い立った。
ドライのスペアミントがジップロック袋にパンパンになるほどあるので、それを消費しつつ、タイムさんにも加わっていただいて、サクッと入浴剤を作成。煮出してからバスタブに突っ込めばいいはず。
私とカナメが居宅にしているフロアには、浴槽がない。シャワーだけしかつけていないのだが、母家と呼んでいる別フロアには浴槽がある。もともと義父母が住んでいたところで、大きくフレームは変えずに簡単にリフォーム済みである。壁紙を貼り直したり、フロアのシートを替えたり、水回りの設備を交換したりしたので、新品同様の浴槽がある。
今はそこに末っ子バクが住み着いているので、彼はそのお風呂を使ったりシャワーを浴びたりしている模様。時々、お風呂にお湯を溜めていて入浴すると、彼からお文具さんがぴょんぴょん跳ねているLINEスタンプが送られてくるのだ。
あ、お風呂から出たのね。
ということがわかるので、ご近所さんが「お風呂頂きまーす」とやってくるように、私たちも次々と入浴することがある程度。
その浴槽を、ハーブバスにしちゃうもんね!
私「今日さ、お風呂溜めてるんだけど、ハーブ入れてるのね。マジで実験してるから、バブ(入浴剤)入れないでね。そのまま入ってね。」
バク「やだ。」
私「え、絶対入れちゃダメよ。せっかくのハーブバスなんだから!!」
バク「バブ入れるもん。」
おい。賃料と食費、請求したろか???
彼に否定されようが拒否られようが、やる時にはやるよ。
ハーブバスの準備、メモっとく。
0、(オプション)収穫したハーブは、いつでも使えるように十分に乾燥させておく。フレッシュハーブでも可。
1、お好みのハーブを、ティーバッグにぎゅうぎゅうに詰めて、端をシーラー加工する。
2、ハーブ入りのティーバッグを水またはお湯に入れて10分ほど煮出す。
3、お風呂に(バスソルトと)煮出したお湯をティーバッグごと投入する。
浴槽の水の色が、少し緑がかっているのが分かるかな?底に溶け残ったソルトがちょっとみえる。
バスソルトは、コストコオンラインで購入したこれ。バスソルトはなくてもOK。
4、お風呂の温度を確認してから、ハーブバスをエンジョイ!
一番風呂を堪能したカナメが騒がしく戻ってきた。
カナメ「バンリちゃん、バンリちゃん。ちょっとちょっと。めっちゃくちゃいい。結論から言うと、すごくいい。なんというか本物感がすごい。最高。まず、匂いがすごくいい。風呂から上がった後の肌の感触もいいし、めっちゃ使えるやん!!」
と大喜び。
カナメ「ミント?」
私「そうそう。それにタイムさんと、バスソルトも少し。バスソルトの影響かもしれないけど。」
カナメ「いやぁ、今まではあんまり意識してなかったからかな。バスソルトを入れても特に何も思わなかったんだけど。なんというか、ほら、菖蒲湯とかあるやん。菖蒲とは違うんだけど、それと似たようなものを感じるよね。ミントまだあるの?(うちで育てているスペアミントの量では)足りないんちゃうん。」
いや、まだまだ大量にあるんだわ、それが。カナメくん、絶賛やな。
ということで、私もミント&タイム風呂にトライ!!
カナメくんの言っていたこと、すべて分かる〜という感じ。銭湯感がすごい。
実は煮出している間、部屋中にミントの香りが充満して、ちょっとクラッと来ちゃったのだ。が、お風呂のお湯で薄めるとかなり香りは収まるので、香りがキツくてしんどいというレベルには一切ならず。でも明らかに薬効がありそうなお湯になっていて、自宅のお風呂でこれが味わえるとなると、かなりの脱日常感である。
お風呂から出て時間が経っても、バスソルトのせいなのか、ずっとポカポカしているし(夏だっちゅーの!)、謎のお肌すべすべ感が続いているし、お風呂上がりにホホバオイルでカバーするのを忘れるほど、お肌のコンディションが良いのは、何が原因なのか不明だけど、とにかくいい感じ。
ポイントは、しっかりと煮出すことかな。
ハーブを直接お風呂に浮かべるだけでは、ちょっと物足りないかも。
アロマオイルを使ったバスボムなどは何度も作ったことがある。実際の効果は、精油の香りを嗅ぐことによるものがメインなので、肌への直接的でポジティブな影響というのはほとんど期待できなかった。でもハーブを煮出した液体が入っていると、まさに生薬風呂の様になる。
ティーバッグに入れておくと、後の処理が楽なのでおススメ。シーラーできっちりと閉じてあると中身が出てくる心配もなく、直接お肌にタッピングしたりもできて、なかなか使い勝手が良い。
いろいろなハーブで試してみたい!