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週刊新川

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新川モールに集う愉快な人々のあれこれ。
運営しているクリエイター

#浜松

BON COFFEEをオープンしました

はじめに2023年6月10日、HACKが管理運営する新川モールに「BON COFFEE」なるキオスクをオープンしました。管理運営を始めてから、ずっとあったらいいなと思っていた機能の一つです。 屋外空間でゆっくりするためにコーヒーが必要新川モールには、浜松市が整備したベンチがいくつかありますが、直線的で規則正しく並んだベンチは、機能的ですが太陽や雨にあたる位置にあることや空間の重心をつくることが難しいため、2022年度に静岡文化芸術大学の学生たちとオリジナルの移動式テーブル

vol.3 理想と現実のはざまで

編集長不在のまま進む企画 内定をもらってから慌ただしく移住準備を進め、東京でお世話になった人たちへの挨拶も十分にできないまま新しい生活が始まった。初出社したときは彼も一緒だった。青空が広がり、太陽の日差しが照りつける中、青々と雑草の茂る川沿いの道を、私たちは能天気に徒歩で出勤した。7月だというのに。だいたい25分くらいだろうか。会社に到着したときには、リュックを背負った背中が汗で滲んでいた。 10名ほどの社員が集まり、大きなミーティングテーブルを全員で囲んだ。自己紹介と意

vol.2 ローカルの会社で編集者として働く

もう一度編集者として働きたい 浜松駅から車で10分ほど、住宅街の一角にある小さな事務所が私の新しい就職先だった。事務所の1階は駐車場となっており、階段をのぼった2階がオフィス。建築資材を企画販売したり、全国の工務店を支援したりする会社だ。私はこの会社でインハウスの編集者として働くことになった。 会社を訪問するため浜松をはじめて訪れたのは、浜松に引っ越す2か月前のこと。当時務めていた会社の契約期間が残り半年を切っており、心配性の私は早々に転職活動を始めたところだった。 ま

【週刊新川】こんな街が好きだ-インド・バングラデシュ編

こんにちは!株式会社HACK(新川モール)学生チームの松本真吏です。 週刊新川ではかなりお久しぶりの松本です。前回、前々回ともにバングラデシュに関する記事を書かせていただきましたが、今回は!なんと(?)インドを追加し、私が愛してやまない南アジアの魅力を「こんな街が好きだ」という視点から紹介します! カオスだ…といいたくなる街インド、バングラデシュと聞くと「カオス」をイメージする方は多いのではないでしょうか。車や人の渋滞の写真はよく見られますが、実は他にも少しごちゃついてい

vol.1 浜松の「らしさ」を求めて

私が浜松に越してきたのは、2017年の夏のこと。自身の転職がきっかけだった。大学進学から15年間東京で暮らしてきた私は、33歳を迎えようとしていた。結婚適齢期の中にあっても、人生のキャリアステップを考えた時、以前から憧れていた地方で働くことにチャレンジしてみたいと考えていた。転職活動を始めてまもなく、長らく連絡をとっていなかった知人から、浜松の会社の紹介があった。まさに渡りに舟。これはまたとないチャンスと胸が熱くなった。 気づいた時には会社を辞め、下北沢の部屋を引き払い、重

イベント空間をデザインせよ②

みなさん、いよいよ年の瀬、寒くなりいよいよ年越しとなってきました。年末をいかがお過ごしでしょうか?HACK学生チームの鈴木葉大です。 さてさて、今回の記事は現在静岡理工科大学で建築を学んでいる私がイベント空間について考えたことと2022を振り返りを書いた回です。前回の記事の続きとなっています。まだ、みてない方は是非、下の記事を読んでください では、みなさんご一緒に。レッツ建築! (2023年の流行語を狙います) 演出と空間の違い。 まず、イベント空間を設計する際に僕が

Vol.6 人口移動について

今回は、転入転出や旅行等も含め、移動を伴う人の動き方について見ていきたいと思います。 ○東京都の人口純移動先日、2021年の住民基本台帳の人口移動報告が発表され、東京都の転入した人から転出した人を差し引いた「転入超過」は5433人で、23区では転出した人が転入を上回る1万4828人の「転出超過」となった、という報道がされたました。 これは、今までの東京一極集中からの大きな転換点となるような気がします。 今回は、このような観点で人の流れについて見ていきますが、RESASではま

【週刊新川】し……んかわモールのマンガを描いてみました!

こんにちは。新川モール学生チームの前田朱里です!  今回は新川モールに関する、楽しい漫画を描いてみました。ぜひ読んでみてください♬ 【たのしいマンガ】し……んかわモール! ↓↓↓↓↓↓↓↓ ⚠︎漫画に出てきた写真・イラストは、全てパブリックドメインまたはフリーの素材を使用しております。 最後までお読み頂きありがとうございました!この漫画を読んで、ぜひ新川モールに行ってみようと思って頂けたら嬉しいです(^^)♡ それではまた来週!

新川モール観察記~ムクドリと過ごす~

こんにちは。いつも株式会社HACKのnoteをご覧いただきありがとうございます。 私たちの始まりの場所《新川モール》の運営を開始してから早8ヵ月が経とうとしています。いや~あっという間だった!というのが率直な感想ではありますが、これから時々新川モールの四季折々の景色?をスタッフIがお伝えしていきたいと思います。 春を越え、暑い夏を越え、過ごしやすい秋が来たと思ったあたりから、新川モールにはある軍団が夕方頃バタバタッと訪れるようになりました。 そう、ご存じの方も多いでしょ

Vol.5 静岡県のインバウンド需要について

本日は、「静岡県のインバウンド需要について」見ていきたいと思います。 「え?このタイミングでインバウンド??」 って思われる方も多いかもしれませんが、それには訳がありまして、外国人をなかなか受け入れられない今だからこそ、新型コロナウイルス前の需要はどのような状況であったのかをしっかりと把握しておくことで、今のうちから対策を取ることができるのではないかと思ったからです。 つまりは、新型コロナウイルスが落ち着き、インバウンド需要を取り込めるようになってからスタートするのではな

【週刊新川】浜松産!ほかほかドリンクのススメ【勝手に紹介】

こんにちは。新川モール学生チームの前田朱里(まえだ あかり)です。 季節は11月、この気温はさしずめ冬といっても過言ではないでしょう。近頃はもう私、遠州の強風に凍える日々です。 布団から出られない朝や、つま先の冷えで眠れない夜。心も体もふさぎ込んでしまいそう。毎年この寒さ、どうやって乗り越えていたんだっけ? あ〜、なんか……… あったかい……………… あったか〜〜〜〜〜〜い………… 飲み物……………… 飲みたいな…………………………… と、いうわけで、本記事で

新川モールで朝活しませんか?!

おはようございます。株式会社HACKのnoteをご覧いただきありがとうございます。 今回は4月からスタートした『さんさんしんかわ』の紹介をHACKの食堂担当YUKAが紹介させて頂きます。 『さんさんしんかわ』とは 毎週土日のどちらかのAM6時半から新川モールで開催している朝活イベントのことです!! ラジオ体操から始まり、新川モール周辺のゴミ拾いをし、最後にお喋りしながらお茶を楽しみます。 さんさんしんかわのラジオ体操はただのラジオ体操ではないのです(笑) 健康運動指導士

【週刊新川】釜ヶ崎芸術大学って、どんな場所?

こんにちは。株式会社HACK(新川モール)学生チームの髙橋です。 この夏に学生たちで投稿してきた【まちと夏とわたし】も、いよいよ終盤にさしかかってきました。すっかり涼しくなり、夏というよりもう秋です。 さて、今回の記事では、先日わたしが訪れた大阪・西成区にある素敵な「場」をちょこっとだけ紹介します。 表現とであいの場、釜ヶ崎芸術大学 お邪魔したのは、地下鉄御堂筋線「動物園前」を降りてすぐの商店街にある「ゲストハウスとカフェと庭 釜ヶ崎芸術大学(旧称:ココルーム)」。

【週刊新川】変わりゆく街、異国の地で私が考えたこと

こんにちは!株式会社HACK(新川モール)学生チームの松本真吏です。 こんにちは、前回突然バングラデシュからの記事を投稿させていただいた、松本です。 (ちゃっかり前回の記事を載せておくので、ぜひ…!) 今回も、前回に引き続きバングラデシュのことをベースにしつつ、学生メンバーがリレー投稿している【まちと夏とわたし】をテーマにお話させていただきたいと思います。 3年ぶり!街は変化していた先月、3年ぶりにバングラデシュに渡航しましたが、私がそもそもバングラデシュと関わり始めて