いろめがねを外して見る
正しく見るって難しいと思うんです。どうしても自分でフィルターかけたり色眼鏡をかけて、人や物事を見てしまうんじゃないかなって。
今日は、正しく見るということについてお話しさせていただきます。
1.悩み
先日、知人に悩みを聞く機会がありました。悩みというよりは、職場の中でのヒトの話を聞いていました。
職場での悩みって、本当にたくさんありますよね。
下の立場からしたら、上司が仕事していないとか、上の立場からしたら下の子が動いてくれないだとか。中間管理職なんて一番面倒ですよね。誰を信用して、どこまで話をしていいのかわからないですもんね。
お話を聞く中で、周りの方を正しく見ることってとても大切なのではないかと感じたんです。
2.愚痴や不満
ワタシは、前職で実質店長を務めたことがありました。店長不在の店舗で、ヒトを動かすということをさせていただいていた時期がありました。
なので、どの立場の方の悩みも大体わかるつもりです。一年目のしんどい時期も、中間管理職も、一番上で店舗のみんなをどれだけ鼓舞して動かしていくか、なども経験してきました。
なんだか、愚痴や不満が出てしまう時って、その人のことが理解できないからなのではないかなと思ったんです。
自分の主観から、フィルターをかけたまま相手を判断してしまい、どうしてこのヒトは仕事をしないんだろう。と感じてしまったり。
本当にサボり癖がある方も中にはいらっしゃるかもしれませんけどね。日本人という特性から、サボるのに抵抗がない人はあまりいないのではないでしょうか。
悪人になろうと思ってなってる人っていないと思うんですよね。罪を犯して刑務所に入っている人だって、俺は正しいってみんないうと思うんです。バックグラウンドがあってそれを犯してしまったのだから。みんな自分の中に言い訳ってあるんです。
ただ、基本的には、上の立場の人は普通の方よりは大きな仕事を持っています。それが、下から見たらよくわからなくて、仕事をしていないように見えるんですよね。
逆に上の立場からしたら、どう接していいのかわからなかったりします。
3.正しく見る
お互いがお互いの状況をすべて理解できてたら、愚痴とか不満って出てこないと思うんですよ。
お互いのことを、正しく見る。
その一言は、あなたを傷つけるためだけに言っているんだろうか、本当はあなたに成長して欲しくて言ってくれている、愛に溢れた言葉なのではないか。
その渦中にいる時は、本当に嫌ですけどね。言葉がきつい人がいたりすると辞めたくなるのもとてもわかります。でも、きっと何か意図があって発している言葉だと思うんです。
自分の中で、その壁を乗り越えてしまうと人事の異動があったりします。環境って、本当に自分の心次第で変わっていくんですよね。
ワタシは一年目の時、たくさんキツいお言葉で助言してくださった先輩方は、一気にほぼ全員やめました。乗り越えたら本当に変わるんですよね。
○まとめ
潰れてしまうまで頑張るのは良くないです。ただ、そこで成長できなかったら、また違う職場でも同じような状況が巡ってくると思います。ワタシがそうだったので、本当に何回も堂々巡りをしていたなあと思いました。
一つ乗り越えると、なんだか自信が湧いてきます。乗り越えられた自分がスキになります。自己肯定感があがっていきます。
今日は、『Body•Mind•Spiritを癒す』セラピストとして、正しく見るというお話をさせていただきました。
無理しない程度に、乗り越えられる方法を考えていきましょうね。
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