仕事着にお金をかけたくないし、かけなくてもいい
俺はスーツとか時計とか
仕事用に身につけるものには
あまり興味が無く、お金をかけていません。
ペンとかパソコン、キーボードのように仕事の効率に直接関係する備品は、少しくらい高くてもいいものを買おうかなとは思いますが、身だしなみにおいては「赤点(=クレームや出禁)を回避できれば」くらいの姿勢でいます。
好きでもない仕事と会社で身につけるものを、自分のなけなしの給料からは買いたくないですよね。会社持ちにしてほしいと思う人は多いのではないでしょうか。
少なくてもビジネスマナーのために夏でもスーツ着用厳守みたいな会社とか、見栄のためには借金してまで高級品で全身固めるような考え方は嫌ですね。
結論としては、30歳くらいまでの若手なら、
よっぽどの実力と高収入、専門職でもない限りは
適当に安い物を買えばいいと思っています。
衣類は全部ユニクロでいいです。
むしろ実力不足の若手で高い物を身につけていると
悪い意味で目立ちます。
本記事では仕事で使うものに金なんかかけたくねえ!という良い意味でやる気がない若手男性社会人向けに情報を発信します。
俺の持ち物
俺の職業は行政書士兼WEBライターです。
まだ新人ですが。
いわゆる「士業の先生」です。
普通の会社員よりもスーツや腕時計などにお金を掛けている人が多いです。
「全身をブランド物でビシッと決めている専門職」
「ワンピースの海軍大将・中将たちのような派手なスーツを着て、金無垢の高級時計をつけたり、葉巻を吸って・・・貫禄のあるオッサン」
こんなイメージを持たれやすいです。
確かに、士業の先生の多くは士業としての風格・品格を示して、お客様にご安心いただいたりするため、持ち物にこだわり、一挙手一投足に気を配る先生が多いです。
逆に謙虚なサービス業という意識を強く持って活躍されている先生が多いため、普段はバッジすら着用せずに、その辺のサラリーマンと大差ない見た目の先生もいます。
お客様に会う時だけスーツに着替えればいいとして、それ以外は服装自由にしている事務所もあります。
ですが、ホワイト企業を自称する意識高い系の中小企業で働き、早く資格を取得して、転職することばかり考えていたクソ新人だった下積み時代の頃から、行政書士・WEBライターとして独立開業してプロになった現在まで、「持ち物」にはこだわりがありません。
これまで、ほとんど事務職というのもありますが基本的には、お客様に会う用事がない職種ならば、普段着はユニクロのポロシャツや感動ジャケットのセットアップくらいの服装でいいと思っています。
特に新卒で入った会社や、測量助手の仕事をしていたときは、安月給の中から仕事で使うものを用意するのが苦痛でした。
しかも俺は身体も足のサイズも大きいため、余計に値段と日数がかかったり、取り寄せたり、買える種類や店が限られてしまい手間でした。
しかも暑がりで汗っかき、気温が25度を超える暑い日には鼻血を出します。
※実はこの記事をスタバで書いているときにも、鼻血が出ました。冷房の効いているスタバで書いていて、なんで出る・・・?
スーツ イオンスーツ1着、ユニクロスーツ2着
新卒の頃は1着13000円、2着で2万円という激安スーツ2着だけで乗り切っていました。
俺はスーツを着る仕事が大嫌いです。
今はちょっとランクアップして
上下2.4万円ほどのユニクロのスーツ(ネイビー・グレーの無地)を着ています。
そこまでスーツを着るほどの用事がありませんが。
最後に述べますが、一張羅として高いスーツ1着、AOKIなどでもう1着くらいあってもいいかなとは思います。
プルデンシャル生命の体育会系の営業マンや胡散臭いコンサルタントを思い出すため、明るい青のストライプ柄みたいなのは着ません。
腕時計 シチズンのシンプルなものを
就活の頃に知り合いのシチズン社員から買いました。
当時で6万円くらいのものです。
今は売っていないかな?
シンプルで文字盤の色も
落ち着いたものを選んでいます。
気圧計とか要らねえだろ、いつ使うんだよ・・・。
時間は壁に掛かっている時計やPC、スマホで充分と考えていますし、陰キャでiPhoneを使わないのでApple Watchなども興味がないんですよね。
一応着けなければいけない場面用に、エントリーモデルの安いものを1本だけ持っていれば充分でしょう。
ワイシャツ系 ほぼ全部ユニクロ
長袖5着、半袖3着持っています。
「お前にしては持っている方だな」と言われます。
ワイシャツは白3着、ピンクと青1着ずつです。
半袖は全部白です。
汗っかきなので着替えとして多めに持っていますし、首回りがすぐに汚れるため、1年半〜2年に1度くらいは買い換えています。
インナーはエアリズムしか買っていませんし、仕事用の靴下やベルトもユニクロで買っています。
オンラインショップだと29cmサイズに対応しているので、店舗で実物を見に行ってから購入していますが、だいぶ助かっています。
サイズ豊富で安くて良い、最高じゃあないですか。
ネクタイ 12本所持、3本だけこだわる
ネクタイはやたら本数が多いです。
お客様が企業の場合、ロゴの色に合わせることもあるからです。(例えば、ニトリやJRAなら緑色、コカコーラなら赤色、吉野家ならオレンジなど)
赤とか青のような王道の色ではなく、緑やピンク、オレンジなどで、柄は無地かレジメンタルが多いです。
大抵は3本5000円で売っているセットのものですが、Paul Smithやジバンシィなど好きなブランドのものを1本と、競馬場の売店・ターフィーショップで買った馬の柄が入ったものがお気に入りです。
特に緑色のネクタイがお気に入りです。
バッグ 青島俊作と同じ
実はバッグだけは、少しこだわっています。
踊る大捜査線の主人公・青島俊作が劇中で使用していたバッグと同じです。
俺の理想の社会人像は青島です。
テレビシリーズで使っていたものは当時で55000円くらいしたので買うことができませんでした。
しかし映画2作目「レインボーブリッジを封鎖せよ!」で使用していたものは、当時で2万円くらいで買えたので、大学卒業時に張り切って買いました。
まぁ言うほどこれを背負って仕事に行った記憶と職歴がありませんが。
これは本体は軽いし、収納ポケットは多いし、パソコンも出張用の荷物も楽々入ります。とても使いやすいというのが率直な感想です。
肩に掛けても手提げにしても、なるべく疲れないようになっています。
革靴 Amazon
革靴が嫌いです。
なんで就業時間外に磨かなきゃならねえんだよって思ったり、事務所の中で働くだけならスニーカーかサンダルで良くね?と思ったり。
あと先述の通り俺は靴のサイズがメーカーにもよりますが、29cm以上、しかも足の甲の面積が大きい体格なので、いわゆる2Eや4Eと呼ばれるものでなければなりません。
そして体重が重い方なので寿命の減り方も早いです。
そのため3500円くらいで買える革靴をAmazonで購入しています。半年に1度くらい再注文しています。
名刺入れ 革の成長を感じよう
27歳の誕生日に、叔父と叔母からのプレゼントで万双の名刺入れを貰いました。その前までは大学から卒業式に貰った名刺入れを使ってましたし、カードゲームで使うデッキケースに保管など、かなり適当でした。
しかし、叔父と叔母がプレゼントしてくれました。
恐らく前年のクリスマスに、桃鉄のソフトをSwitch本体ごとプレゼントしたので、お返しだと思います。
さすがに物が良いというのが分かりますし、良い名刺入れですねと言われることも多いです。革製品は長年綺麗に使うと深みが増していくと言われています。
他のブランド物のようなロゴマークも派手さもありませんが、このシンプルな感じがいいですね。
開業行政書士としての名刺を持っている今では、名刺入れを眺めるのも少し楽しいくらいです。
行政書士徽章(バッジ)が一番大事なアイテム
俺もバッジを手にしたプロの端くれです。
子どもの頃からの憧れでした。バッジは全ての先生にとって何よりの宝物であるはずです。
正直、どんなスーツや腕時計より行政書士バッジが、一番の自慢で、お洒落のアイテムです。
バッジ自体は4000円ほどですが、大金を注ぎ込めば着用できるスーツや腕時計と違い、難関の行政書士試験を乗り越え、登録の覚悟と30万円ほどの入会費を用意できた者しか購入・着用できません。
生涯で1つ取れるかどうかの難関試験に
敗れても敗れても敗れても、絶対に諦めずに
努力を続けられた者だけが掴める栄光です。
お金を出せば用意できる類のものではありません。
安物のスーツでもコレをつけるだけで、気持ちが引き締まります。
子どもの頃からの夢を叶えた自分なら
今日の仕事も乗り越えられると
自分を信じる気持ちが湧いてきます。
とっておきの一張羅くらいは用意してもいいかも
以前テレビで、創業100年近い老舗のオーダースーツを作る会社が紹介されていました。
当時89歳の現役テーラーの社長さんが、TOKIOの城島リーダーの採寸をしてスーツを作っていました。
さすがは元トップアイドルですね、持ち物には興味のない俺でも、息を呑んで興味を持ちました。リーダーはスタイル抜群で似合っていました。
こうして覚えていて記事に書くくらいの衝撃を心で受け止めました。
お値段は
なんと一律12万9000円(税別)+オプション
少し高いですが、頑張って貯金すれば買えますし、一張羅として考えると安いくらいの超高品質です。
ここぞという決戦のような仕事の時に備えて、1着くらいは10〜15万円くらいのオーダースーツがあってもいいかもしれませんね。
痩せて金貯めて、測ってもらいにいきたいです。