理科のおさらい(7) ミルの使い方
コーヒーメーカーが最近故障してしまったので、手挽きのミルを使い始めました。
わたしは右利きで、ミルも右利き用。
通常の使い方だと、左手で本体を抑えて右手で時計回りに回して挽く仕様だと思います。
しかし、わたしは右手で本体を抑えて左手で時計回りに回しています。
豆を挽く力を考えたときに、この方が安定するからです。ま、ちょっとやりづらさはありましたが。
豆を挽くときに必要な力は、本体が動かないようにしっかり抑える下向きの力と、安定して挽くためのハンドルを動かす(回す)力。この2つがつり合っていることが条件です。
ハンドルを回す力は、つい、円を回すほうに気持ちが行きがちですが、そうすると本体部分が揺らぎやすいので、下に押すように回すのがポイントです。
そして、本体を横から持って下向きに抑える力は、ちょっと力が入れづらい。ハンドルを回す方のほうが、動かしやすい。
そうなると、右利きで握力自体も右の方が強いわたしの場合、どうしてもハンドルを回す方に力が入りやすくて、左手で本体を抑える力が弱くなってしまう。そうすると本体がグラつきやすく安定して挽けない。
なので、握力の強い右手で本体を抑えて、左手で時計回りに回すほうが安定します。
動作の容易性を考えると、わたしのような人も結構いると思うのですが、そうでもないのかな?と、ちょっと疑問に思いました。
右利きの人の多くは右の握力が強いのではないかなぁ。右で本体を持って、左手で反時計回りにハンドルを回せるほうがラクじゃないかな?
でも、力学にハマってなかったら、絶対、右でハンドルを回していたような気もします。勉強したことを生活に活かすって楽しいし発見があります!
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