2020年に読んでオススメしたいマンガ
2020年もあと一日。
今年は例年以上に本を沢山読んだ年になりました。
そしてそれに負けじとマンガも沢山読み、人からもオススメを教えてもらって今まで読んでいなかったジャンルが開拓できた一年でした。
ということで今年買ったマンガからオススメのものをいくつかご紹介してみたいと思います。
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舞妓さんちのまかないさん/小山愛子
京都を舞台に、若くして舞妓さんが住み込む家でまかないさん(ご飯を作る人)として働く少女が主人公。
舞妓さんとして成長していく親友、一緒に住む舞妓さんや周りの人たちとの交流を描いた作品です。
毎回食事がキーになりますが、その描写がどれも美味しそうで。。。
厳しい舞妓さんの世界の中だけど、主人公のほのぼのさが相まり毎話温かさに溢れた話になっています。
個人的にはド直球な京都弁にもハマりました。
ここまでの京都弁を普段話す人はもういないけれど、何か懐かしさを感じて少し京都弁が戻ります笑
もう毎話が癒しです。
15巻まで出ています。
来年にはNHKでアニメ化するそうで、そちらも楽しみです。
A子さんの恋人/近藤聡乃
コミックエッセイの『ニューヨークで考え中』にハマりそこから派生して読み始めました。
先日7巻で完結。
主人公を中心に人間関係をコミカルに描いた作品。大人になれない大人たちの物語が羨ましさや共感を呼びます。
登場人物全員が愛おしいです。
ベタ(黒)に強さがあって、手描きのタッチもすごく好きです。
最後良かったなぁ。。。
九龍ジェネリックロマンス/眉月じゅん
1、2話あたりを読んだ段階では「なんだ普通の恋愛ものか〜」くらいに思ってましたが、ところがどっこい1巻の終わりにはいきなり物語が急転し、そこからグングン引き込まれました。
主人公たちの関係性と舞台となる街に隠されていそうな謎が気になって仕方ありません。
中国や台湾を思い起こさせる独特の世界観も魅力。(でも主人公たちは日本人な名前。このあたりにも何か伏線があるのか。。。)
「このマンガがすごい!2021」オトコ編で3位を獲得されたそうです。
まずは騙されたと思って1巻を読んで欲しい。
3巻まで出ています。
ワンダンス/珈琲
ダンスには全く縁のない私ですが、ダンスの描写がカッコ良すぎてビビりました。
青春成長ストーリーものど真ん中な物語に、主人公の周りの個性的なキャラクターがくるくる動き回るので飽きません。
4巻まで出ていますが、どんどんダンス描写のキレが増している気が。
このまま進化していくとどうなるんだろう。
とにかくダンスの描写がカッコイイです。(2回言った)
北北西に曇と往け/入江亜季
アイスランドで生活のために探偵をする青年を描いた物語。
本筋はミステリーですが、周りの人々(特に主人公の祖父とひろいん)やアイスランドの自然の描写など随所に魅力が溢れています。
とりあえずアイスランドに行きたくなります。
(今年作品にちなんだツアーが計画されていたようですが来年に延期されたようです。行きたい...!)
これを読んでみんなで行った気になりましょう。
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いかがでしたでしょうか。
外出しづらい今年の年末年始。
テレビを見るもの飽きた時に、ぜひ1冊手にとってみてください。
私は来年もどんどんマンガを読んでいきたいと思います。
(増える蔵書は見ないフリ)
皆さんのオススメもぜひ教えてください。
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