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ChillTime☆無音が好きです。

あんなに熱中して聴いていた音楽だけど、1人でいるときはいつも無音で過ごします。

これまでどれほどの音楽を聴いてきたか、またライブへ足を運んだことでしょうか。

若い人も知っている日本のアーティストで、直近なら竹原ピストル、海外アーティストならマドンナ(2006年)、あら、結構前ですね笑。

上京して最初に体験したライブが、1990年2月ローリングストーンズ。同郷の知り合いのおねえさんが仕事で行けなくなったと言って、ぼっちの私に譲ってくれたこともあったっけ。

iPodの出現は30代で、10代、20代での音楽は、レンタルCDを〈カセットテープ〉に録音して聴くものでした。

マイナスな感情のときは、いつも、忌野清志郎の作った曲を聴いて、たらたらと涙を流していたように思います照。

インドへの一人旅を終えて帰国し、8年間ほどヨーガ教室に通いました(典型的かな笑)。フィットネスのヨガではなく、禅や瞑想を長時間続けられる体に整えるための本格的なヨーガ(ハタ・ヨーガ)を教わりました。

ヨーガでは、瞑想実践を主体とし、いま自分が持っている〈迷い〉、〈恐れ〉、〈悲しみ〉、〈怒り〉、そのようなネガティブな感情を解き放つための訓練をしてもらったと思っています。

瞑想はおもしろいです。

しばらく、ベトナムの高名なお坊さんのウォーキング・メディテーションなる著書を持ち歩いていました。

ステキなことに、これについて詳しく書いてくださっているnoterさんがいました。

何も、瞑想は座禅を組んで行う必要はないのですね。

人はよく考えごとをしますが、私は瞑想をする習慣をつけて、考えごとの先が明るい答えになるよう訓練されたと感じています。

そうすると、無音がちょうどいいのです。

今なら、1人で何の音楽もなくパソコンに向かってこれを書いているわけですが、キーボードを叩く音、エアコンとサーキュレーターの音、冷蔵庫のコンプレッサ、小鳥のさえずり、蝉の鳴き声、車の排気音、そんなものが聞こえてきて、自分もその中の1つ、私も鼻息を立てていることに気がつき、『ああ、私には今日も命があるのだな』と感じます。

女優の長谷川京子さんも、ずっと前に「無音が好き」だと、同じことを言っていたなと思い出します。彼女のパートナーはミュージシャンなのにです。

生きていると、〈完全な静寂〉はないと感じます。

でも、無音にチューニングして感じる〈そこにある音〉は、ときに私をなだめてくれることがあり、好きです。

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