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「とにかくメンタル強くしたいんですが、どうしたらいいですか?」を読んだ話。
皆さん、こんにちは。
今年の4月に開業した鹿児島のキャリアコンサルタント・キャリアカウンセラーの和山です。
最近読んだ本のお話
最近、心理カウンセラーの下園壮太先生の著書「とにかくメンタル強くしたいんですが、どうしたらいいですか?」という書籍を読みました。
興味を持った理由は好きなYoutuberの方が勧めていて興味を持ったことと、自分自身にも「メンタル強くなりたい」というニーズがあったからです。
決して、所謂「病んでいる」という訳ではないけど、フリーランスになってから
仕事・収入も不安定、
定年までやっていけるのか、
そもそも自分にキャリアカウンセラー・キャリアコンサルタントとしてやっていくだけの実力があるのか等々、
いろいろな不安はつきもので「メンタルが強かったら、この不安も感じなくなるのだろうか?」と考えて読み始めました。
メンタルの強さと疲れと休み
本のしっかりとした内容については書籍を読んで頂いたり(会話形式の書籍ですごく読みやすかったです!!)、YouTubeなどに解説動画もあるので、そちらにお任せして、以下は私が読み終えて今、なんとなく印象に残っている内容です。
抜粋ではないので表現などは若干異なっていますし、内容も拾い上げられてない箇所もありますが…
・何があっても傷つかないのは「我慢づよさ」ではあるけど、心はしっかり疲れている。いつかは折れる。それは「子ども的な」心の強さ。
・大人の心の強さとは物事にうまく付き合い、距離感をもちコントロールできること。休みが必要なら休む。断った方がいいことは断る。
・友人のSOSにはすぐかけつけるのに、自分のSOSは頑張れと突き放す。
自分のSOSにも友人のように接するべき。
・うつの原因も実は『疲れ』
・「疲れているけど頑張る」のは疲れでエネルギーが足りなくて、体はブレーキを踏みたいのに無理やりアクセルを踏んでいる状態。
・うつは心が強い人がなる。強いからストレスを抱えてうつになるまで頑張れる。
・疲れていても頑張れるのは頑張れる。でもその分、疲れやすくもなるし、回復にも時間がかかる。
・休みの本質は何と言っても何もせずに休む。仕事を忘れて、旅行など外出をするのではなく、「生産性のない1日」を過ごすこと。 等々
本の中でも語られてましたが、これは個人の性格というよりも子どもの時から「苦しいことでも、我慢して頑張る子がいい子」といった風潮の社会の中で生活をしているのである意味、仕方のないことなんだそうです。
この本を読んで思ったこと
では、私がこの本を読んで思ったことは、不安はやはり、自分で行動を起こすことでしか解消できないんだなということで、決して他の何かで解消することはできず、小さなことでも少しずつでも行動を起こして向き合うことでしか解消できないということです。
ただ、その行動を起こすためにも、少しでも力強くするためにも、「休む」ことも重要だと思いました。
なので、以前から「週に2日は必ず休む」と公言していますが、これは今後も絶対死守しようと思いました!!(うち1日は本当に「何もしない日」にしてもいいかなとも、少し思ってます…。)
あと、カウンセリングでお話させて頂くクライアントの方々に向けて。
もちろんカウンセラーとしてお話を伺って、これからのことを考えていくことは大事だと思いますが、ここに来るまでに既にたくさん頑張ってきたこともあるでしょうし、既にお疲れの状態でいらしている方もいらっしゃったんじゃないかなと思いました。
まずは、ここまで頑張ったことを認め・労わり、「お疲れ様です。しっかり休めてますか?」と気にかけれるカウンセラーでありたいと思いました。
皆さんは、しっかりと休めてますでしょうか?
今週も最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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