綿谷有

ワタヤ アル と読みます。日記をつけています

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最近の記事

「授業」という名の免罪符

授業内でアニメを鑑賞していた。 普段は気になる作品があっても時間に余裕がないことを言い訳にして観るのを先送りにしたり、いざ観たとしても作業しながらといった「ながら見」をしてしまうのだが、今回はそのような見方をすることは全くなかった。気づけばあっという間に時間が過ぎていて、「授業」という枠組みの中にいるだけで自分はこんなにも集中できるものなのかと驚いた。休憩や先生の解説を挟みながらではあるものの、約二時間半ほどアニメ鑑賞に没頭していたようだった。 また、授業の予習としてアニメの

    • 日常を享受する

      授業を受けるため、二週間ぶりに大学に行った。 二度寝せずに起きて、軽くストレッチをしてから朝食をとって身支度も済ませて、この調子で余裕を持って家を出られるだろうと思っていたのに、結局出発時間ギリギリになってしまいダッシュでバス停に向かった。 そのおかげで予定時刻よりも三分ほど早くバス停に着くことができたが、そこで昼食を冷蔵庫の中に忘れたことに気づいた。せっかく昨日のうちにきちんと弁当箱に詰めて準備しておいたのにな、と自分の不注意にひとり苦笑いを浮かべつつ、仕方がないので昼食は

      • また明日から

        まだ夏休み期間ではあるが、明日からまた大学の講義がスタートするため、今日はすっかり狂ってしまった生活リズムと日々のだらしなさを矯正すべく行動していた。 まずは起床後すぐに寝室から出て身支度を済ませ、軽くラジオ体操をしてから食事をとった。恥ずかしながら、今まではせっかく早起きできても横になったままダラダラとスマホを触るか、二度寝をするかといった感じだったため、自分にとってはたったこれだけでも十分な変化であった。 その後は机に向かい、明日の講義で取り扱う作品を読んでいた。 今

        • 次は一年後に(2024年8月17・18日の日記)

          キャンプ三日目。昼から明け方まで予定を組んでいたので、こまめに仮眠をとって何とか眠気をやり過ごした。 予定通りキャンプを楽しみ尽くす予定ではあったが、途中で同行者がダウンしてしまったため、明け方に計画していたレジャーは自分一人だけでの参加となった。 同行者は結局日の出を見ることなく朝七時に起きたが、自分はその間もずっと起きていたため、帰宅後は家に着いてからすぐに服を脱ぎ、寝室に直行した。 十一時にベッドに横になり、次に目が覚めたときには二十時になっていた。去年の夏にもキャンプ

          健康的ではない

          キャンプ二日目。 昨日はキャンピングカーで寝ていたが、起きてすぐに天井に額をぶつけた。腫れたら嫌なのですぐに保冷剤で冷やしたが、その後に歯磨きと洗顔をするために洗い場まで行って、車内に入るときにも頭をぶつけた。二回も。自分の体格をわかってないのかもしれない。 それからレジャー中にアクシデントで瞼を傷つけかけてしまい、その衝撃で片目のコンタクトレンズが外れていた。にもかかわらず、楽しさが勝ってそのことに全く気づいていなかったため、就寝準備をする際は無いコンタクトを必死に取ろうと

          健康的ではない

          日々を綴る

          学校の夏季休暇期間に入ったので、久々に日記をつけることができる。 いつから日記を書いていなかったか、振り返ってみると、6/21を最後に投稿が止まっていた。その週は授業内で研究発表があって、その際に使用するレジュメの作成に没頭していたら日記をつける暇がなくなっていた。 たしかその次の週にも課題があって、その次の週はテスト、さらに次の週には期末レポート、次の週は……と、常にテストとレポート課題に追われる日々が続いていた。 その間は先行研究や参考文献を探しては読んで、書いて、書い

          日々を綴る

          アンカースクリューの思い出

          歯医者に行って上顎のアンカースクリューを取った。 前回はアンカースクリューに装着していたワイヤーを外したため、いつかは本体も取るだろうと思っていたが、まさか今回だとは思っていなかった。 ワイヤー交換をし終えてから「アンカースクリュー取るかな」という先生の声が後ろから聞こえたときは本当に焦ったし、今日はもうこれで帰れると思っていたので絶望した。 アンカースクリューとは、医療用の小さなネジである。つまりこれを上顎に使うということは、骨に穴に開けて埋め込むということだ。 二年ほど

          アンカースクリューの思い出

          欲に抗えない(2024年6月19日の日記)

          十一時に起きた。起きてすぐにカーテンの隙間から差し込む暖かい光を見て、昨日何もせずに寝落ちしたことを悟った。 もちろん授業には間に合わなかったし、頭痛も治らなかったので諦めてずっと床にふせていた。連日の睡眠不足を呪うしかない。 ここまで睡眠欲に抗えなかったのは久しぶりだった。体を起こそうにも起こせなくて、一度目が覚めてもまた気絶するように眠った。 結局寝室から出たのは夕方ごろで、そこからシャワーを浴びて軽く食事をとった。 明日は休みなのだから、寝落ちするにしてもせめて今日

          欲に抗えない(2024年6月19日の日記)

          布団に入ったら終わり(2024年6月18日の日記)

          睡眠不足が原因で、朝から頭痛がした。それでも授業を休むわけにはいかないので、なんとか体を起こして大学に向かった。 授業が始まるまでは眠くて仕方がなかったが、一限の授業では必ずペアワークやグループワークがあり、二限は授業時間中にテストが出されるため、眠気はすぐに吹き飛んだ。 四限の授業は講義形式で先生の話を聞くことが主なので少し気が抜けかけたが、自分なりに疑問点を作ることでなんとか意識を保っていた。 本当はこのまま帰宅してすぐにでも眠りにつきたかったが、今夜は片親と会う予定が

          布団に入ったら終わり(2024年6月18日の日記)

          否定はしたくないけれど(2024年6月17日の日記)

          今日の演習授業の発表は、自分も興味のある内容を扱ったものだった。元からそれを題材することは事前に告知されていたので、今日はこの授業を楽しみに大学に来たと言っても過言ではない。 授業が始まり、配布された資料を読むと、そこには自分の考えとは異なる考察が書かれていた。今日は一コマで二名の発表があったのだが、悲しいことに両方とも自分の考えとは異なるものだった。 自分の読みが違う可能性もあるため、改めて題材を読み直してみたが絶対にそんなことはなかった。 正直に言って、私はこういった

          否定はしたくないけれど(2024年6月17日の日記)

          多幸感でいっぱい(2024年6月16日の日記)

          サーティワンアイスクリームに行き、月曜のうちにモバイルオーダーで頼んでいた「よくばりフェス」の商品を受け取った。 予約時間の三十分前に起きたので、日曜の昼から笑顔で働いている店員さんのことがさらに眩しく見えた。 住んでいる地域が地域だからか、私が行った店舗はSNSで騒がれているほど混んではいなかった。しかし、普段は使用されているイメージのないパーテンションポールが店先に置かれていたため、やはり普段よりもお客さんは増えているのだろう。列に並ぶことなく早めに受け取れて良かった。

          多幸感でいっぱい(2024年6月16日の日記)

          一緒にいるだけで幸せ

          一日中友人と一緒にいた感覚がする。 友人と一緒に授業を受け、その後は別の友人とまつりに行って出店を見て回って、帰宅してからはまた別の友人と通話していた。 まつりは楽しかった。正直言って出店や神輿などに興味はなかったが、学校が違う友人に会える機会を逃すわけにはいかなかった。 適当に会場を回り、だらだらと友人と過ごす時間は楽しかったのだが、途中で急に頭痛が起こった。 人の多さが原因か、それとも屋台の匂いが原因か。はたまた別の何かかもしれないが、解散間際に撮った写真は頭痛のせいで

          一緒にいるだけで幸せ

          立ち止まる時間はない

          昼まで寝ていた。急いで大学行きのバスの時間を調べたが、授業開始までに間に合うものは既に発車していたため、同じ授業をとっている友人になくなく休みと謝罪の連絡を入れた。 もちろん遅れは取りたくないので、今日の授業で使うはずだった教科書を開き、休んだ分だけ自宅で勉強をすることにした。 また、明日はオンライン合同説明会があるため、イベントに参加している企業について調べていた。オンラインという形式だからか、対面よりも参加企業数は少なく、全企業を調べるのにそこまで時間はかからなかった。

          立ち止まる時間はない

          本に関わる仕事がしたい

          久しぶりに大型書店に行った。棚に置かれた本のタイトルや表紙を見るだけでも心臓がドキドキして、気になるもの全てを手に取って読み尽くしたい衝動に駆られた。 実際にはそんなことができる時間も金も持ち合わせていないためできっこないのだが、いつかはそのぐらいの余裕をもって生活したい。 店内にいる間は本当にずっと楽しかった。隅から隅まで移動し、気になるものがあれば足を止めてあらすじや中身を読んでみるといったことを繰り返していたら、あっという間に一時間が経過していた。 本棚を見ている最中

          本に関わる仕事がしたい

          日陰を歩く

          暑すぎる。おかげで今日は全然眠れなかったし、いっそのこと睡眠不足と暑さによる体調不良で休んでやろうかとも思ったが、仕方なく一限から授業に出た。 今日は学校から歩いて行ける距離にあるカフェで昼食をとろうと思っていたが、あまりにも日が差していて暑そうなので、日を改めることも考えた。しかし、外に出てみると意外と風が吹いていたため、これなら大丈夫だと思い歩を進めることにした。 結論から言えば、これは間違った判断だった。 風が吹いていたのはほんの一分程度で、そこからはずっと暑いだけ

          日陰を歩く

          自認と他認

          友人に自己分析に付き合ってもらった。 自認している強み・弱みは他者から見ても同じかという確認と、それとは別に何か強み・弱みはあるかを知りたかった。 自己分析用に作成したマインドマップを見てもらいつつ、口頭で補足説明したところ、自認している強み・弱みは相手から見ても一致していたようで安心した。また、新たに友人からの意見を三つほどもらうことができた。そのうちの一つは私の短所についてだったのだが、片親からよく言われることと同じだったので思わず苦笑いを浮かべてしまった。 一体どうい

          自認と他認