布団に入ったら終わり(2024年6月18日の日記)

睡眠不足が原因で、朝から頭痛がした。それでも授業を休むわけにはいかないので、なんとか体を起こして大学に向かった。

授業が始まるまでは眠くて仕方がなかったが、一限の授業では必ずペアワークやグループワークがあり、二限は授業時間中にテストが出されるため、眠気はすぐに吹き飛んだ。
四限の授業は講義形式で先生の話を聞くことが主なので少し気が抜けかけたが、自分なりに疑問点を作ることでなんとか意識を保っていた。
本当はこのまま帰宅してすぐにでも眠りにつきたかったが、今夜は片親と会う予定があった。もちろん誘いを断る選択肢もあったが、夕飯を奢ると言われれば乗るしかなかった。

食事中、片親から今度はいつ会うか聞かれた。「会える」ではなく、「会う」前提で話を進めてくるのは何でなんだ、そんなに私のことが心配なのかと思った。顔に疲れでも出ていたのだろうか。
確かに最近は少し肌が荒れてきたし、目の下のクマも目立っているような気もする。コンシーラーでカバーすれば多少は誤魔化せるだろうが、正直今は化粧をするほどの余裕もなかった。

家に着く頃には、時刻は午後九時半を回っていた。もう何もしたくなかったが、とりあえず手洗い・うがいだけは済ませて外出着を脱いで、そのまま寝室に向かった。
少しだけ、三十分だけ仮眠をとろう。その後お風呂を入れて、今日の疲れを癒そう。
そう思いアラームをセットしたが、一度布団に入ってしまった人間の意志は弱く、スマホに表示された「停止」の文字を押してまたすぐに目を閉じた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?