692-ゆっくり老化するために 骨密度を上げよう
健康でキレイでいるためには、骨密度も保たなければいけません。
骨粗しょう症になって、あちこち痛かったり、歩きにくかったり、なかなか外に出なくなって引きこもってしまうと、人と会わなくなり、認知症を発症しやすくなるかもしれません。
元気が出なくて、自分のことをかまわなくなってしまうからだと思います。
なので、骨密度を保つために、まずは食事、次に運動です。
食事は、カルシウムを含むものなど、一般的に言われているものももちろんですが、女性の場合、天然のエストロゲンと言われている、大豆イソフラボンを摂るというのが良いと思います。
普段運動していない方が、いきなり運動するのは結構大変です。骨密度がかなり下がっている場合ですと、いきなり運動すると身体に負担がかかりすぎてしまうので、まずは歩くことから始めます。
家の周りを1周回る。ワンブロック1周回る。次の日は2周回るという感じで、ちょっとずつ増やしていきましょう。もし1人で辛かったら、誰か付き合ってくれる人を見つけて一緒に頑張ってください。
今までに1度も検査をしたことがない方は、整形外科で骨密度を調べることをおすすめします。たとえかなり下がっていたとしても、治療に遅いということは無いので、結果を見て自分に合わせた運動や食事を考えていきましょう。
また、頭蓋骨の骨密度も下がります。顔がちょっと伸びたようになったり、顔の皮膚が下がるような状態になります。
骨密度が下がったからといって、急に骨が折れるわけではありません。姿勢が悪くなり、骨格がうつ向きがちになります。
姿勢が悪くなることで、胃が圧迫されて、胃もたれや食欲が落ちたりなどが起こってくることもあります。
また瓶の蓋が開けられないとか、硬いドアが開けられないとか、手にぐっと力が入らなくなります。
そのあたりも骨密度が下がっている症状です。少しずつ出てきます。でもいつからでも大丈夫なので、しっかり食事、しっかり運動、歩くことをしていきましょう。
痛いから歩かない、痛いから動かないでいると、ほんとに歩けなくなってしまいます。ちょっと不安だなぁと思った時から、ゆっくり始めていくのが大事だと思います。一緒に頑張りましょうね。
骨盤底筋を鍛えて、尿漏れ、お湯漏れを予防、改善する医療用機器エムセラは、お尻の筋肉も鍛えます。ヒップアップも狙えます。
定期的にいらっしゃっている60歳代の方たちからは、ベタっとしたお尻がプリっとしてきたと言う話をちょこちょこ聞きます。
股関節周りがほぐれるので、歩くのが楽になったと言う方もいらっしゃいます。
何ごとも諦めずに続ければ、それなりの効果は出ます。時々お尻が凝って痛くなるときも、エムセラに座るとほぐれます。痛みが取れます。
多少身体が辛くても、めげずにいきましょう。
私のクリニック目白
院長 平田 雅子