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離乳食 卵の進め方

※この記事に書くことはわたしが通う小児アレルギーを専門とする病院で言われたこと、わたしが調べたことを合わせてまとめたものです。全てを取り入れようとせず、そういう考え方もあるのね適度に参考として読んでくださったら嬉しいです。


我が家の娘の状況、経緯


 長女は卵アレルギーで、卵白クラス4です。卵黄をあげ始めて黄身全卵が完了後、白身を初めてあげた時に口の周りに発疹ができたことがきっかけで、第一子だったこともあり割と深刻な気持ちでネットで調べた病院へ行きました。
そこは小児科に併設のアレルギー科ではなく小児アレルギーを専門としているため、地元では「子どものアレルギーといえば」的な病院ですが、先生もとても威圧的で直接的な物言いをする方です。正直とても嫌でした。後でお話ししますが、嫌なことを言われすぎて態度に出てしまい、その先生がスクロールした電子カルテに「母 反抗的」と書かれているのが見えたほどに(見えてしまう事にも問題があると思うけど…)。周りで話を聞くと、泣かされたというお母さんやもう行きたくないというお母さんもちらほら…。
とにかく、その病院で行った血液検査の結果、娘の卵アレルギーが発覚しました。

治療


 クラス4はアナフィラキシーの可能性等もそれなりに高いため、経口負荷試験を続けて少しずつ卵を食べられるようにしていきましょうというのが先生の方針でした。負荷試験もその病院の方針によって色々な進め方があるようですが、先の病院では卵黄の場合、週2回朝に1/4、2/4、3/4、4/4と摂取して卵黄全卵食べられるようになったら全卵を1ヶ月繰り返して、というものでした。正直卵黄はまだやれます。
しんどいのは卵白です。卵白の方がアレルギー物質が多いため慎重にならないといけないらしく、3週間おき程度に2グラムずつ負荷試験⇨自宅で毎日摂取、を繰り返して食べられる量を増やしていくのです。負荷試験も午前中いっぱいかかるため、通院の手間も子どもを半日病院で待たせる気力もしんどく、結果から言うとわたしはリスク覚悟でもう少し緩く(一度に進める量が多い)負荷試験をやってくれる病院へ転院しました。

本題!卵の進め方(その医師曰く)

 離乳食についての本を見ると基本的に「黄身を全卵が食べられたら白身はステップアップしましょう」と書いてあります。この表現を見て「黄身全卵が一度食べられて問題なければ白身あげていいんだ」と思う方も多いと思います。わたしもそうしました。そして発疹からのアレルギー科受診。そこで先生に言われた言葉がこちらです。

「これはね、お母さんのせいだよ。お母さんがちゃんとやればこの子は卵アレルギーにはならなかった。黄身が全卵食べられるようになったら、まず全卵だけを2、3カ月続けるの。そうすることで卵への耐性が付くから。そこから白身に進めばアレルギーって出ないの。これはね、もう完全にお母さんのせい。」

驚愕の診察でした。内容よりもまず言い方に。今回は怒りは置いておいて、そのアレルギー専門医曰く黄身全卵をしばらく続けろということなんですよね。そんなふうに指導している本ってあるのかな?でもそれで卵アレルギーが出ないなら試す価値があるかなーと、次女の時は試してみようと思っています。黄身全卵2、3ヶ月は正直面倒ですが、負荷試験や保育園の除去食、日々の外食など卵アレルギーの面倒さに比べれば…。
でもいろんな離乳食の指導書を見ましたがこの記述がないところを見るとやはり少数派の意見なのでしょうか。

 卵の進め方としてこの情報ってあまり本などでも見ないですよね。
わたしは卵アレルギーの大変さを知ったので次女の時は試してみようと思っていますが、気になる方はまずかかりつけのお医者さんや健診時の保健師さんなどに聞いてみるのもいいかもしれません。

 ただひとつ言いたいのは、アレルギーはお母さんのせいなんかじゃ絶対ないと思うんですよね。第一子なら特に、本やネットで調べてあげる順番に気をつけながら、手作りでもBFでも、量と内容を考えて子どものために真剣に向き合って頑張っています。アレルギーにしたくてしている母親はいないのに…。あの先生が少しでも態度をあらためてくれることを望みます。


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