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【番外編】#3 男女の友情は成立するの? 前編

●登場人物
空条・・・わたしとは3歳からの幼馴染。
aくん・・・29歳、イケイケの関西人/広告代理店
dくん・・・25歳、高身長/大手ゼネコン現場監督
 
Tinder・・・ヤリモクが9割を占める使い方によっては下品なアプリ。
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今日は以前投稿していた空条に関する記事の続きを2週に分けて書こうと思う。
※以前の投稿は下記リンクからどうぞ。

 
空条がaくんと知り合ったのは約2年前だ。
お笑い・音楽・漫画・散歩など、お互いの趣味がバッチリ合っていた2人はすぐに打ち解け、家が近いこともあり、暇さえあれば飲みにいく仲になっていた。
そのまま2人は友人として仲良くしていたが、1年ほど経ったある日、空条に彼氏ができた。
 
その彼氏、dくんは空条より3つ年下で高身長。2人の身長差は35cm以上あった。
話し方がとてもゆっくりで独特な空気感を纏うdくんは、めちゃくちゃ奥手で、自分で物事を決めるのが得意ではなく、デートプランは全てを空条任せにしていた。
 
aくんは空条に彼氏ができたことを知った途端、「空条なしでは生きていかれへん」と、猛プッシュを仕掛けてきた。
dくんとの関係に疑問を抱き始めていた空条はaくんからの「年齢的にも結婚を考えている」というキラーワードに絆され、dくんと別れる決心をし、ラインで別れを切り出した。
 
そのことに激怒したdくんは、互いの荷物をどうするか決めた後、空条のことを即ブロック。
後日送られてきた荷物の中には手紙が入っており、そこには
「あなたが憎い。明日事故にあえばいいのにと思っている」という手紙が入っていた。
 
何はともあれ、1月1日にdくんと別れ、同日中にaくんと付き合い始めた空条。
このまま結婚に向かうのかと思いきや、そう簡単にはいかないのであった。。。
 
つづく。

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