「後回し」にしない技術

はじめに

自分用のメモです。

月に何冊も本を読んで勉強した気になっているのでは?
本の内容を実行に移さなければ、知識にならない、知識になっても意味がない。
実行に移せていないのでは?読み終わったら他人に共有するなど、すぐに行動に移して自分のものにする。
文章にするのは知識人やプロの特権という固定概念を捨てて、まずは書いてみる。

好きだったギターやサッカーは、その道の一番になる見込みがなくてやめてしまった。
一番になる必要はなく、実行を続けていれば一番ではなくても道が続いたかもしれない。
ダメだと思っても実行に移すことで、できることが少しずつ増えていき、その結果世の中から認められることになる。
やりたいことがあれば今すぐに実行する。

以下要約。

決心する

「成功のイメージ」に逃げ込んではならない

成功のイメージだけでは成功しない。
むしろ、バラ色の成功をイメージする人たちは、成功を手にする前に簡単に挫折してしまい、イメージの中に逃げ込む可能性が高い。

イメージの前提は成功への道を探し出すこと
成功に重要なのは、ゴールの視覚化よりも、目標までのルートを正しく捉えるプロセスの視覚化

実行力に優れた人たちは楽観的・悲観的視点を両方持っている。両面思考。
実践を始めるモチベーションはゴールの視覚化。
実践を維持するのは目標達成へのルートを見つけるプロセスの視覚化。

望むものを手に入れたければ、すでにそれを持っている人たちの習慣を研究して、それを真似るのが一番の方法。
その道で成功した人を見つけ、講演に行き、名刺を渡してアポイントを取る。

実現したい夢や目標を思い描く。
今いる位置から望みの場所までの道筋を心に描く。
目標とそれを達成する時期と年齢を書き入れる。
ゴールから遡りながら、必ず通らなくてはならない中間目標とスタートラインに、その時期にしているべきことと、その年度、年齢を記入する。
目標達成の方法、予想される問題、問題の解決策を考えて、目標達成のためにいますべきことを、一つ見つけて実行する。
自分が目標にしていることをすでに達成している人たちをイメージしながら、彼らにメールを送って助けを求めたり、直接尋ねて助言を求める。
ロードマップは、完璧に作らない、ロードマップ通りにはならない。

かゆくない足の方をかいていないか

問題の本質を見つける。
IDEALに沿って問題解決。
解決に繋がる行動をすぐに実行する。

スケジュールは逆から立てなさい

達成したい目標と最終的な期限をはっきり定める。
目標を達成するプロセスにおける小目標と期限を定める。
目標に関係する最初の仕事を選んで、直ちに実践に移す。

「プランB」があなたを救う

実行に移したことを途中でやめたり、人間関係やビジネスでトラブルが起こるのは、突発的な事態に備えていなかったことに原因がある。
目標達成のための実行具体的な実行計画を考える
実践のプロセスで実践を妨害する突発事態を予想し、箇条書きにする
それぞれの事態に対する代案を考える。可能なら代案の代案まで考える。

対策を用意していれば、内的な言い訳(私は意志薄弱だから)とか外的な言い訳(環境、社会のせい)ができなくなる。

「ひそかな誓い」はかなわない

決心を実行する際は、公に宣言する。
言葉や文章で自分の考えを公開すると、その考えを最後まで守ろうとする。
また、周りからの援助も得られる。

できるだけ多くの人に公開
繰り返し公開
劇的な効果を狙うなら、劇的な方法を探す
決心を実践したければ、公開方法をもっとたくさん探す
はっきり宣言し、約束を守らなかったときに払うべき代価を明らかにする

変われないのは望んでいないからだ

変わりたいと思っても変われないのは、今の状況が耐えられないほど苦痛ではないから。切実に望むものがないから。
何かを成し遂げたければ、やってみようでは駄目。やるべき切実な理由を探さなければならない。
どんな目標も、切実な理由を探し出し、差し迫った気持ちで取り掛かれば、その目標はすでに半分は成功。

目標を達成すべき切実な理由を探し出す人は、その方法も何としても探し出す。

自己動機化
人間の大半は十分な苦痛がない限り自分を変えない。
少数の成功者は外部から苦痛を受ける前に行動を変える。
変化できないとき、将来に予測される苦痛を前倒しして、自分を切迫した状況に追い詰める。

自分の行動によって起こる影響、派生効果をノートに列挙する。
失敗で挫けても、派生効果を分かっていれば立ち直れる。

実行する

ベストタイミングは常に「いま」だ

同じことでも時間的距離によって実行の難易度が違うように感じる。すぐに勉強するのは嫌でも、夕食後はなぜか勉強が進む気がする。

すべきことを迅速に行うメリット
頭のCPUを占める重要でないプログラムを終了させて、より重要なことを能率的に行うことができる
忘れないように頭の中で考えておかなければならない
迅速な対応は相手に好感を与える

多くの人が時期を待つために多くの時間を無駄にしている。
本当に残念なのは、ただ時間を浪費するだけでなく、待っている間に頭の中にあった目標が消えてしまうこと。

最初の1%の行動に全力を注げ

やりたいことが難しくて、ちゃんとできそうにないと思ってしまう。そして意欲がわかない。
成功者はいくら難しくても、その中から簡単にできる小さなことを探し出す。

目標に関係することを、難しさで順序付けて列挙
嫌になったらいつでも辞めると考えながら、一番簡単なことから始める
あるタイミングで、意外と進歩した自分に驚く

どんなことでも長続きさせることで成果が生まれる。
長続きさせるためにはあまり大きな目標を設定せず、小さな成功を目標達成にする。

「ふたつの締め切り」をつくりなさい

終了と開始の2つの締め切りを設定

時間がないから成果が上がらないのではなく、時間がありすぎるから

自分だけの締め切りを再設定
中間締め切りを設定
開始デッドラインを設定

人生は「実験」の連続だ

経験と言うところを実験と考える。
しっかり観察して、仮説を立てる。解決策を導き出し、実験する。

プレッシャーが減り、何かを始める際のハードルが低くなる
途中で苦しくなったり失敗しても、ストレスをあまり受けずに済む
解決策を探す能力が高まり、成果に結びつき、人生が楽しくなる

頼んだ人だけが助けてもらえる

人生で近道を探すもっとも確実な方法は、先を歩く人に尋ねること。

誰かに助けを求めたら、それは自分を価値ある存在だと感じる機会を提供したことになる。

助けてもらうには、
助けてもらう前に自分がどんな努力をしたのか伝える
相手を心から尊敬し、学ぼうとする態度と謙遜の姿勢を持つ
返礼を仄めかす

大事な仕事の前に雑用をやりたくなる理由

やりたくない仕事から逃げるための一番簡単な方法は、その仕事と関係があるが、楽な仕事を見つけること
重要だがやりたくない仕事があるとき、単純な仕事をすることでストレスから逃げようとする

この仕事をしている本当の理由は?もしかしたら、大事なことをしたくなくて、瑣末なことをしているのでは?

維持する

人はセルフイメージ通りの人間になる

人は誰でも自分は〇〇な人間だという自己イメージを持っている。
それに合致する証拠を探し出して、自己イメージに合わせて行動しようという強い欲求を持つ。

決心しながら実行に移せないでいることをひとつ思い浮かべる
実行を妨げている障害物となっている自己イメージを探してみる
それを変化の足掛かりとなる自己イメージに置き換える

掃除をしたければ、家に友達を呼ぼう

環境をコントロールして自分をコントロールする。
自分自身をコントロールしたければ、自分をコントロールしている刺激の力を理解する。

効率と効果の違いを知る

効率的に働くことは、成果とは関係なく仕事を経済的に行うこと、すなわち熟練すること。
効果的に働くことは、成果や寄与度を高める仕事をすることを意味する。
多くの人が仕事に熟達しているのに望むものを得られないのは、価値や寄与度が低い仕事を選んだため。

手を止めて、効果が低いことばかりに必死になってしまってはいないか、考えるべき。

自分はいまどんな仕事をしているか?
非効率的な人はただ惰性で仕事をするが、効果的な人は何も考えずに仕事をすることはない。
仕事を通じて得ようとしているものが何かを問い続けている。

自分がしている仕事は成果や寄与度にどれほど直結しているか?

自分がしていることで、成果に結びつかない、あるいはかえって妨げになるものは何か?

いかなる時も目標から目をそらさない

目標から目をそらさないための3つのトリガー
言語的・常識的触発刺激
予約メールで自分にメール。パソコンやスマホの待ち受けにする。
状況的触発刺激
目標に関する記事をスクラップ。就職したい会社の写真を机の前に貼る。
社会的触発刺激
同じ目標を持った人たちと一緒にいる。

雨が降るまで雨乞いをする

相手が表向きには全く動いてなくとも、チャレンジのたびに内面で少しずつ変化が起こっていると信じている。
諦めずに努力を続ければ、必ず臨界点が来ると考える。

人は決して失敗しない。ただ、途中で辞めているだけ。

教えることは学ぶこと

他人を助けながら、助けをもらい、誰かに教えながら、より多くのことを学ぶ。

他人に助言できることは、すでに自分の中に解決策がある。

学びたい分野があれば、素人でも文章を書く。書けるのが知識人や専門家であるという固定概念を捨てる。

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