変えなければいけない
ロンドンの現実
ヨーロッパの国は環境への意識が強い、そう感じている人は多いのではないだろうか。
現実はそうではない。
先進国で最も空気が汚れているのは、『イギリス ロンドン』である。PM2.5の濃度はWHOの定める基準よりも50%も高い。
そして、870万人いるロンドン市民は平均年間73時間もの時間を交通渋滞に巻き込まれている。ムダな二酸化炭素が排出されていることになる。問題は環境だけではない。年間9000人ものロンドン市民が大気汚染が原因で亡くなっている。
問題は単純に大気汚染だけではなく医療の問題にも繋がっている。
ロンドンの未来
最初に述べた交通による二酸化炭素の排出は一定数はあるとは考えられるが、半分以上はあるとは考えられない。
その他は、ゴミの焼却なども考えられる。870万人もいる都市でゴミが出ない日などないはずだ。ゴミの中には食品廃棄物もたくさん含まれる。そして食品廃棄物は年間210万トンもの二酸化炭素を排出している。
それをフードバンクを活用することで量を減らすことができるかもしれない。そしてその食べ物をロンドンで苦しむ貧困層に分配すれば経済格差の問題も改善の方向進む。
世界を変える第1歩目
しかし、このような事を始めるのは簡単ではない。だから生活をしていて目に見えている交通から変えるのが市民の意識を変えるきっかけになるのかもしれない。ロンドンの街を走る車を1台電気自動車に変えるだけでも良い、何かを変えなければ何も始まらない。その小さな変化がロンドン、世界を変えるかもしれない。