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シンクシビリティを読んでみた "Think CIVILITY 「礼儀正しさ」こそ最強の生存戦略である"

この本を読めば、礼節を重んじる大切さを改めて理解できる。


端的に言うと、無礼は組織を汚染する。

ではどうあるべきか。

与える人になるのが良い。
(例えば立場を利用した情報など)

与える人になるために

やることはシンプルで当たり前のことの積み重ねだ。

成果を共有する。
無意識の偏見を無くすためよく考える。
会議やミーティングでは紙のメモを取る。
お互いを尊重する。
行動を早くする。
言い訳をしない。

無礼な態度を取られたとき

人に無礼な態度を取られるときもある。
そんな相手に汚染されたくない。
でも上司の無礼は抵抗が難しい。

組織は腐るしかないのか。
どう考えれば良いか。

いくつか考え方がある。

自分が成功者だと思い込めばダメージを減らせる。

この逆境は自分に何をもたらしてくれるか。

人に悪く言われても、自分は悪くない、ひどいことを言った相手が悪いと考えること。
彼は貶して人をダメにする人間なんだと。
決して自分を追い込んではならない。

指摘や注意はうけとめるべきだが、
貶し言葉は脳内から排除したほうが良い。


それでもやっぱり貶し言葉は脳内で何度も再生される。

無礼な態度を取られた場面を思い出すのはやめる、もしくは少なくするために


日記に書いて吐き出す。

こう自分に問いかける。
自分は過去のために戦うべきなのか、それとも未来のために戦うべきなのか。

無礼への耐性、立ち直る力

1.目標を定め、進歩を実感する
2.自分を成長させてくれるものを見つける
3.メンターの助けを得る
4.食事、睡眠、運動、マインドフルネスを活用する
5.仕事に意味を見出す
6.社内外で良い人間関係を築く
7.社外の活動で成功を目指す→成長の実感が耐性をつけるし、仕事にも良い影響がある

自分が進歩していると実感できればやる気が続くし、心が澄んで豊かになる。
また、何か強い目標があれば悪い環境でも自分を見失わない。

今している仕事にあまり意味を感じていない時でも意識を整えて意味を見出すように努力する。


人間関係がポジティブ、活発になるように仕事の仕方を変える。そのために労力を使う。


最後に

たとえ過去にどんな悪い振る舞いをしていたとしても、今から変えることは不可能ではない。
まずは人の話をよく聞くように努めること。
相手の存在を認める、笑顔を向ける。感謝を伝える。

最も重要なのは人間関係である。
礼節は人間関係の基礎となる。


しかし、礼節を人に強要するのは難しいし間違っていると思う。
最低限互いを思いやることだけはお願いする。
それさえできないなら関わりをこちらから断つのみだ。
出来るだけ遠くで離れて顔を合わせないようにする。

どんなに嫌な相手でも、人間性・人格を否定するようなことは絶対に言わない。


幸せを感じるためには人間関係が重要な役割を果たしているのだろう。

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