出世凧に願いを託したお父さん
◇◇ショートショートストーリー
新潟県に住む海野さん一家は、朝ごはんを食べながらテレビを観るのが一日の始まりです。ある日、パンをほおばっていたお父さんにお母さんが話しかけました。
「お父さん、出世凧を上げられるプレゼンがあるんだってよ」
「大きい凧をこどもの日に、特別に作ってくれるんだって」と、長女もこのプレゼントに興味を持っています。次女の愛ちゃんは、よく分からないまま、「パパ大きいタコだって、オオダコ、すっごく大きいよ」と5歳なりの、リアクションをしています。
「ほー