AVerMedia C988 キャプチャーボード買った
キャプボって何だ
簡単に言うと「ゲーム機の音と映像をPC上に出力する」装置です。ゲーム機とディスプレイを繋いで直接映すのではなく、一旦PCに映像を取り込み、Windows上に表示させます。こうすることで、動画配信や画面共有、録画やスクショ撮影が可能になります。
例えばDiscord通話中にSwitchを遊ぶには、携帯モードにしてイヤホンジャックからオーディオキャプチャでPCに繋ぎ、音をPC上で鳴らす形をとっています。ちょっと配線が重くて不便を感じていたので、思い切ってキャプチャボードを購入しました。プレイ画面を通話中のメンバーに見せられるのもいいね!
購入したのはAVerMediaの「C988」。自作PCを使ってるので配線がスッキリする内蔵型で確定。4K対応は当分必要ないだろうと思いHD画質にしました。
キャプボが動かない
届いてからPCに組み込むも、動作しなかったのでかなり焦りました。
グラボを外してキャプボ単体にすると動く。したがって初期不良ではなさそう。でも当然グラボも同時に使いたい。
※BIOS設定でPCIeの動作モードを「GEN1」にする方法は効果なさそうでした。
キャプボが動いた
結局キャプボを上、グラボを下に装着すると動作しました。
このマザーボード、PCIeスロットが2つあり内訳は
・PCIe3.0 x16
・PCIe2.0 x16
となっています。幅は同じなんですが、上の方が転送速度が2倍あるらしい。じゃあグラボを下にしたら今プレイしてるFF14どうなるんだと思ったら
ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ ベンチマーク https://sqex.to/ffxiv_bench_jp #FF14 SCORE: 9485 1024x768 最高品質 DX11 Intel(R) Core(TM) i5-4670 CPU @ 3.40GHz NVIDIA GeForce GTX 1660(VRAM 5991 MB)
「SCORE: 9485」グラボを買ったときより速い…(何故)
ということでこのまま運用することになりました。
今のゲームならまだPCIe2.0でも大丈夫って話もあるようで、転送速度を気にする領域ではないってことですね。どちらかというとCPUの性能がボトルネックになってる説。
遅延は気になるのか?
SwitchがPC上で遊べて便利なんですが、やはり遅延は多少感じます。
この機種の場合遅延は0.06秒らしいですが、少しの遅延でも「遅れた映像を見る」「それを見て入力する」「結果が反映された映像はさらに遅れる」と積み重なるので、体感のズレはスペックの秒数よりも大きいのではと想像します。
キャプボから別のディスプレイにパススルー出力し、そっちの画面でプレイすれば遅延は関係ないんですが、そのために配線繋ぎ変えるのは面倒だし、パススルー出力された音とPC上の音(ボイチャなど)を同時に聞くにはさらに機材と配線が必要だ!(詳しい記事)
ということでPC上の画面でプレイすることを前提とします。
マリオカート8DX
予想通り、全く問題ないと思う。(入力タイミングよりも走行ライン取りのほうが重要なので)
スプラトゥーン2
数試合行った感じ、意外にも普通にプレイできる気がします。ガチマッチなど、反射神経が要求されるシーンでは難しそう。
スマッシュブラザーズSP
格闘ゲームはしんどいかなと思うんですが、私のプレイスキルが低すぎて遅延を気にする領域に達していないという結果にw
ポケモン盾、ポケダン救助隊DX、他
アクションゲームでないなら遅延は気にならないだろうと思いきや、コマンド選択で遅延が気になっちゃう印象。ボタン連打の1回分遅れてる感じ。ボタンを押したときのピコピコ音が遅れるのは何とも気持ち悪い感覚。
という感じで遅延のデメリットは思ったよりも大きいと感じます。それを加味しても「配信できる」「録画できる」メリットは大きいので、これからどんどん使っていくことになりそうです!
早速活用してSwitchの耳コピ動画を貼っておきます。