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【毎日note*156日目】リーダーにとって最も大切な勇気とは?
稲盛和夫さんの『経営12カ条』。
遅ればせながら読み始めました。
①事業の目的、意義を明確にする
②具体的な目標を立てる
③強烈な願望を心に抱く
④誰にも負けない努力をする
⑤売上を最大に伸ばし、経費を最小限に抑える
⑥値決めは経営
⑦経営は強い意志で決まる
⑧燃える闘魂
⑨勇気をもって事に当たる
⑩常に創造的な仕事をする
⑪思いやりの心で誠実に
⑫常に明るく前向きに、夢と希望を抱いて素直な心で
第9条の中に書かれている内容で、
「リーダーにとって最も大切な勇気とは?」
という項目があります。
”経営者はリーダーにとって自分がおかした過ちを潔く認めて改めることは、勇気のなかでも一番大切なこと”であると稲盛さんは言っています。
リーダーに限らず、自分の間違いを素直に認めることは勇気がいることです。「叱られたくない」「信用を失いたくない」という想いから、事実とは異なる報告をしてしまう人も少なくありません。
自分の非を認めるのに勇気がいるのはリーダーも同じで、自分の立場を守るために部下に責任を押し付けたり、過ちをもみ消したり、適当な言い訳をつけて自分の行動を正当化したりする人も少なからずいます。
しかし、そうしたリーダーにどれだけの部下が付いてくるでしょうか。尊敬と信頼をもってサポートしてくれるメンバーがどれだけいるでしょうか。
潔く非を認めて、部下や組織の過ちであっても自分の責任として受け止めるリーダーのほうが、部下やメンバーたちから信頼を得ることができます。
『嫌われる勇気』にも通じますが、組織としての目的を達成するために、そして社員やメンバーたちを守るために、自らが過ちをおかしたときは素直に認める勇気を持つことが、リーダーにとって最も大切な勇気。
そうした素直さを忘れずに経営してきたからこそ、稲盛さんは偉大な経営者として名を遺すことができたのだと思います。
また、稲盛さんは「素直さ」を持つことが「経営者として成長するために必要なこと」であると述べています。
これもリーダーに限らずですが、成長し続けるためには過去の経験に引っ張られずに新しいことに挑戦し続ける姿勢が不可欠ですね。
稲盛さんを見習って、成長し続けるための素直さと向上心を、持ち続けたいものです。