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「信用」こそ成功のカギ!!
キングコングの西野亮廣さんの
『革命のファンファーレ』
大学時代の友人から紹介されていた本。
先日、図書館で借りてきました。
その日のうちに一気読みしました。
それくらい読みやすくて、共感できる内容でした。
以前にも、その友人から
『えんとつ町のプペル』を紹介してもらいました。
一冊の絵本に込められた西野さんの想い。
読み込むほど深く感じるものがあり、西野さんがどのような視点で日本や世界を見ているかが伝わってきました。
しかも、その作品を無料公開。
そんな素晴らしい心意気を見習いたいと感じた以上に、この人の本を読んでみたいと思うきっかけになりました。
〈貯金〉から〈貯信〉へ
絵本の無料公開の話も、この本の中で書いてありました。
その根本にある想いが印象的でした。
お金を稼ぐな。信用を稼げ。
少し前に職場の同期が、特に新卒のうちは「信用貯金」をどれだけ貯められるかが重要だ、という話をしていました。
社会人になって間もない私たちは、知識も経験も人脈も乏しいです。その分、いただける給料も比較的少ないです。
だからこそ、今のうちにどれだけ周囲の方やお客様からの信頼が得られるか、それによって将来に与える価値や得られるものの大きさが変わると思います。
「信用持ち」は現代の錬金術師
本当にその通りだと思います。
クラウドファンディングは、まさにこの言葉を体現していると思います。
「この人を支援したら、きっと社会に貢献してくれる」
という信用があって初めて成り立つ仕組み。
その「信用」というブランドを価値として売っている。
”クラウドファンディングの金額には何の価値もない”
というのは、そういう意味だと思います。
本当に大切なのは、支援額ではなく「支援者数」。
信用預金に信用を投げ入れてくれる人がどれだけいるか。
つまり、自分の挑戦しようとすることに対して、応援してくれる人が世界にどれだけいるのか。
信用し合える環境づくり
西野さん流の信用の勝ち取り方。
①嘘をつかない
②意思を明確に表明する
そのための「環境」を作ることが大切。
オンラインサロンやクラウドファンディングで大成功している西野さんが言うと説得力があります。
「信用」って難しいですよね。
たとえ1時間の会話でも、相手との信頼関係が築ける場合もある。
逆に、長い時間をかけて積み上げてきた信用が、些細なきっかけで簡単に崩れ去ってしまうこともある。
それでも、社会を動かしているのは「信用」なのだと思います。
人間は、信じることが好きな生き物だから。
職場でも、家庭でも、学校などでも、お互いに信用し合える環境が大切。接客や営業など、相手がお客様でも同じです。
その”環境づくり”を手伝うのがコンサルタントの大切な役割だと思います。
これからは〈貯信〉の時代。
お互いの挑戦を応援し合える、
そんな”信用の環”を広げていきたいです。