霧の夜明けとアムステルダム
ふわりと世界のどこかへ。
今日は、オランダ・アムステルダムの夜明けを。
アムステルダムの中心地からトラムで一本。アイ港に面する海辺の町、ゼーブルク地区の Vennepluimstraat 駅からほど近い場所より。
海抜度が低く、遠くの家や畑が霧の中に沈んで、海の上に幾重にも砂州が重なって見えます。
水辺のアパートメントには、海に浮かぶ小さなデッキが付いていて、小舟やSUP(スタンドアップパドル)のボードやパドルが。
街にはブロック毎に表情の違う公園やアパートメントのコミュニティで運営する畑があり、様々な人種が住む街の集いの場所となっています。
駅の近くの小さなパン屋さんには、かわいらしいカップケーキが並んでいます。クリームをたっぷりのせた大きなカップケーキは優しい味で、ふたつで500円とお手頃。
お店の店員さんのひとりは、いつもぶっきら棒な対応をする人で、私も最初は驚きました。だけど、どうやらその店員さんは、いつも誰にでもそんな調子。
お店が忙しい時に出てくるので、普段は中で作っている人なのかもしれません。何より、いろんな事情があれど、地元の好きな人には愛されているお店です。
コミュニケーションが上手く取れなくとも、美味しいねと幸せに感じるひと時を提供できる、それは素晴らしいことだと思うのです。
それでは、また。
ふわりと、どこかでお会いしましょう。
この記事が参加している募集
いろんな日があるけれど、訪れる人の心にふわっとそよ風を吹かせられるといいなと書いています。いいね!はもちろん、コメントを頂けるととても嬉しいです!励みになります。